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狐
狐
狐
狐
『好きな試合は?』
狐
狐
『さよなら』
だけだった
君がしていること、全てを悟った
トオル
キミ
中学の部活終わり、
「偶然」訪れた屋上に
君の姿とフェンスが重なっていた
トオル
キミ
トオル
キミ
初めて出会った日から
すぐに君の虜になった
キミ
トオル
キミ
どこか儚い空気を纏う君に夢中だった
だけど君は、
何を言っても何もはなさなかった
そんなとこもまた、惹かれていった
チックタックと
進んでゆく世界で
何度も何度も投げ出しそうになっていた
キミ
トオル
キミ
何度も、何度も、
手を差し伸べた
トオル
トオル
トオル
トオル
トオル
キミ
トオル
忘れてしまいたい
閉じ込めた日々も
君と一緒なら
また、日が昇るまで頑張れる
そんな気がした
トオル
キミ
君は話してくれなかったけど
たまに筆談で話すことはあった
キミ
トオル
時々、なにかに向かって走り出すこともあった
どうやら、
君には「ナニカ」が見えているようだ
キミ
トオル
それに見惚れている君が
ちょっと嫌い。
だんだん、
君は変わっていった
キミ
トオル
トオル
トオル
キミ
トオル
いつも苦しそうで
差し伸べた俺の手を
がむしゃらに振り払う
もう嫌だ、
疲れた、
そう言っているみたいで、、
トオル
トオル
また、
君はこの場所へ訪れる
トオル
トオル
キミ
トオル
キミ
トオル
トオル
もう、終わりにしたい__
キミ
うんっ!
キミ
トオル
初めて声を聞いた
今までで1番、綺麗だった
気づけば俺も、
ちゃんとわらえなかった
牛若には勝てないし、
飛雄はいるし、
もう、
疲れたんだよ
キミ
トオル
トオル
キミ
君が俺を
「終わり」へと誘う
沈むように
溶けてゆくように
トオル
キミ
涼しい風が
二人の間を通り抜ける
トオル
キミ
トオル
俺たちは
今、
夜に駆け出している
狐
狐
狐
狐
狐
1位 IH烏野VS青城
2位 春高烏野VS稲荷崎
3位 春高烏野VS青城
4位 春高伊達工VS青城
5位 澤村、月島、山口VS日向、影山、田中
狐
狐
狐
狐