ずんだ猫様のサムネコンテスト(まだ間に合う?)
ずんだ猫様はね、めっっっちゃサムネ作るのうまいのよっ!
そしてお話も上手い((
フォローして後悔ないっすまじで
以上、ずんだ猫様かってに自慢してみたでした()
⚠️注意喚起⚠️ こちらはnmmnというものです ご本人様とは関係ございません ご本人様等の目にはいらぬよう、ご注意ください また、白水ですので地雷様はご注意ください
ちょーいきなりの注意喚起だな(
今日も会社帰り、電車に揺られ家路に着く。
毎日同じことの繰り返し。
ーだった。ー
水色の大きな瞳はキラキラと輝いていて
水色と薄紫のグラデーションの髪はさらさらと柔らかくて
水
高めのかわいらしい声の中に、あったかくて優しい声
身長は俺よりちょっとだけ低くて、足のサイズはちょっと大きくて…。
今の俺には彼がいる。
大好きな彼が。
でも彼とは結ばれない運命。
…どう頑張っても。
だって…
俺は“3”で彼は“2”
なんだもん。
この差はただの数字じゃない。
どうにもできないんだ、この差は…。
そんなことを考えていたせいか、大きな脱力感に襲われた。
白
大きなため息を一つ。
……、脱力感に加え、大きな眠気が襲ってきた。
なぜ…、だろうか……。
無理やり引き込まれるような感覚だった。
“起きて…、ねぇ…。起きて…”
とても馴染みのある声。
ぼーっとする頭の中、うっすらと聞こえる。
また動画を付けたまま寝落ちしてしまっていたのか……。
“ねぇ…、起きてよっ、…”(白の体を揺らす)
……おかしいな…、音声だけのはず…。
何かが俺の体を揺らしている。
びっくりしてうっすらと目を開けてみる。
白
水
水
…疲れているのだろうか。
それともまだ夢の中…、?
あたふたして固まっていると
水
突然、何か柔らかいものが俺の唇にあたる。
水
……かわいい。
これが夢ならずっと続いて欲しい、現実なんていらない。
そうおもっt……
水
…鳴き声、?
ふと、鳴き声にも可愛いと思ってしまった自分に腹が立つ。 まぁ実際可愛いから仕方がないのだが……。
けど、夢だろうがなんだろうが、 彼を泣かせるなんてことは絶対に許さない。
一瞬にして俺はベットから飛び起きた。
白
無意識に俺の体は動いていた。
彼を自分の腕の中へと誘導した。
ぎゅっ。
彼の体温を感じる。
感触までもあるだなんて…、よくできた夢だなと思った。
水
彼がふにゃりと笑う。
それが愛おしくてたまらない。
水
……なぜ彼は俺の名前を知っているのだろうか…。
まぁ夢だからなんでもありってことか……。
水
俺の胸に顔を埋めながら彼はそういった。
夢以外であるはずがない。
だって本来彼がいるのは画面の中。
ここにいるはずがない。
そう思い、彼の質問に戸惑っていると、
水
と彼がため息をついた。
水
正直、信じられない。
というより、信じていいのだろうか。
現実だと言うなら俺は、絶対に結ばれることは無いであろう、最愛の人と会話をし、ハグを交わし、終いにはキスまでしてしまっていたのか…。
嬉しい反面、もっとあの時間を大切にしとけば良かったな、 と夢だと思っていた時間を後悔した。
頭の中でぐるぐるといろんなことが回っている。
そんな中、
水
とリビングのイスに座り、足をぶらぶらと動かしながら俺に問いかけてきた。
白
水
まだこの状況を飲み込めていない俺に比べて、とても呑気に過ごしている彼をみて少し顔が綻んだ。
白
俺はそう思い、彼のように過ごすことにした。
〜1か月後〜
はじめは、嬉しさと驚きで慣れていなかった彼との生活も、一か月ほど経ったことでもはや、当たり前の日常と化していた。
……そういえば、彼が現実に出てきた日から、彼が本来いる場所、アニメを見ていなかったな。
そう思い、俺は久しぶりに見てみようと思った。
自分のスマホを手に取り、アプリを開く。
手慣れた作業だ。
そして、彼の名前、“いむくん”と検索をかける。
しかし、
彼の名前を検索しても、彼のアニメは一向に出てこない。
「おかしい」、そう思った時、
水
と彼が後ろからやってきた。
そして、俺の手元にあるスマホをのぞく。
その瞬間、
水
ドサッ、
彼が倒れ、苦しそうな声を上げる。
とっさに彼の方を見て、声をかけy……
白
か、彼の体が透けている、?
俺は反射的に彼に、いむくんに、手を伸ばした。
スッ…、
白
彼の頭を撫でようと伸ばした手は、
ーただ、空を切っているだけであった。ー
水
いむくんは途切れ途切れに言う。
俺はパニック状態の中、いむくんの声を聞いた。
いむくんが消えちゃうかもしれない。
いむくんに触れなくなってる。
俺のせいなのかもしれない。
不安でいっぱいなった。
画面を即座に消して、いむくんの方を見る。
水
必死に息を整えているいむくん。
白
俺の弱々しい声が部屋に響く。
水
水
いむくんは今まで、自分の話をしていなかった。
どうやってきたのか、なぜ来れたのか、
とか、聞いても
ないしょっ!
と口に指を当て、ウィンクをして
答えてくれなかった。
…しかし今全てが明らかになった。
水
彼はそう話を始めた。
水
水
水
水
水
水
ー消してしまったの、ー
衝撃的すぎて話が飲み込めない。
人を消した、?
それって……、
水
ー僕を”知っている“ということなのー
いむくんが話終わった。
驚きすぎて未だに理解が追いつかない。
しかし、どうやら
次元の“バランス”というものがあって、それを“2次元”であるはずのいむくんが “3次元”の俺に会いに来ようとしてしまったため、バランスが壊れてしまった、という。
その影響で、3次元に存在しているアニメの中のいむくん、いむくんを知っている人に分類される、アニメ作成者、声優、イラストレーター、そして視聴者が存在を消されてしまった、つまり“死”ということ。
このバランスの崩壊の影響はまだある。
バランスの崩壊により、いむくんは2次元のものを見てしまうと、 元の2次元に引き戻そうとされてしまうのだという。
さっきは他のアニメが写ってしまったため、 引き戻されてしまうところだったのだ。
まとめると、いむくんが存在しているはいけない理由はこの“バランス”が崩壊してしまうから。
水
こんなに思い詰めた顔をしたいむくん、見たことがない。
とても胸が締め付けられた。
白
白
いむくんの半透明な手を握ろうとする。
だがそんな俺を見ていむくんは顔が暗くなるばかりだった。
水
水
水
そう言って涙を流すいむくん。
そうや……。もう触れれないや…、
水
涙声で必死に俺に話かけるいむくんを見て目が熱くなる。
ーもうッ、お別れなのッ…。ー
白
白
白
白
白
水
水
そう言って泣き出すいむくん。
白
俺も泣きそうだった。
けど、必死に堪えた。
俺は時計を見た。
今の時刻は……、
23:50
と、表示されていた。
残り10分。
いむくんも時計を見ていたのだろうか。
水
白
水
無理に笑顔つくらんでよッ…。
白
水
いむくんはびっくりしたような驚いたような表情を見せた。
水
全力で俺から目を逸らすいむくん。
ッはぁ…、w
嘘ついてんの、バレバレだっつーの、w
白
白
水
唇を噛み締めるいむくん。
カチッ、カチッ、
静まりかえった部屋に時計の音が響く。
11:53分…。
残り7分…。
白
白
いむくんの目を見つめる。
涙で潤んだ目がこちらを見返す。
水
白
もう一度。
水
自分の腕に自分の爪を突き刺すいむくん。
水
いむくんはこういうのに弱いんだから、w
いむくんが涙ながらに話してくれた。
白
スッ…、
触れなくなったいむくんの頭を優しく撫でる。
水
白
…どうやら、いむくんが2次元に戻れば、 消えてしまった3次元の人達は元に戻るらしい。 そして、俺のこのいむくんとの一ヵ月の記憶いむくんと一緒に 消されるらしい。
だが、俺がこの3次元のこともアニメのいむくんのことも、ここの今のいむくんのことも、自分のことも、全部忘れてしまえば、この3次元から消えることができるらしい。
そして、何もなくなった俺、は“4次元”という何もない次元に行くことができるようになる。
これがその方法の俺のやること。
次、いむくんの場合。
いむくんの場合は、自分のことを忘れると “4次元”に行くことができるらしい。
そこで、俺たちが出会えば……。
という話だ。
水
水
水
水
水
いむくんの涙が床に落ちた。
けれど、床は濡れない。
白
白
水
水
白
白
白
ー俺を信じてくれませんか?。ー
カチッ、カチッ、
“ーカチッー”
12:00_________.
うぃー
死ぬほどファンタジーだったな()
ほんとに!ずんだ猫さん神なんで!!
フォローした方がいいよまじ()
コンテスト参加という名の乱入失礼いたしました((
うぇえええええええい。
コメント
10件
うええええい え、そんなに褒められちゃって良いんすかねえ?(調子のんな) まじ良かった!!! 最高!れ!
え…神ですか…? すっごい好きです((すいません。語彙力なくて というか、初コメでした。失礼しましたm(__)m