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その夜、エールシオンは、またしても酷い頭痛で苦しんでいた。
エールシオン
エールシオン
頭痛に連動するように、彼の目に被さったアイマスクのその下
額の真ん中に埋め込まれた宝石が、緑色に光っている
エールシオン
起き上がることもままならず、ただ呪いを吐きながら、嵐が過ぎ去るのを待つ事しかできない
エールシオン
ズキズキと脈打つような頭痛に、吐き気さえも催してくる
ダークサイド
ドサッ
エールシオンの上から何かが降ってきた、と思ったら、
それはニヤニヤと嬉しそうな表情を浮かべたダークサイドだった
エールシオン
ダークサイド
エールシオン
エールシオン
ダークサイド
ダークサイド
ダークサイド
エールシオン
エールシオン
エールシオン
エールシオン
ダークサイド
ダークサイド
ダークサイドは寝ているエールシオンの胸の上に馬乗りになって、顔の横に手を伸ばした
エールシオン
エールシオン
頭痛で余裕を無くしているエールシオンが、力の加減もできずに脚と手でダークサイドを払い除ける
ダークサイドはニヤニヤと笑ったままベッドの端から下に落ちた
が、そのまま再び這い上がって、彼の首に両手を掛ける
ダークサイド
ダークサイド
ダークサイドは首に回した手の指にじわりと力をかけていく
エールシオンは憎々しげに睨みつけながら、しかしダークサイドを見極めんとするかのように、抵抗をしなかった
エールシオンの顔色が見る間に悪くなっていく
エールシオン
ダークサイド
エールシオン
ダークサイド
ぱ、っと解放されたエールシオンがヒューヒューと呼吸を取り戻す
ダークサイド
エールシオン
サイドテーブルの上にあったパイプを手に取って眺めるダークサイド
ダークサイド
エールシオン
ダークサイド
ダークサイド
エールシオン
ダークサイド
ダークサイド
ダークサイド
ダークサイド
エールシオン
エールシオン
エールシオン
エールシオン
エールシオン
ダークサイド
ダークサイド
ダークサイド
ダークサイド
エールシオン
ダークサイドとのやり合いの中で、さっきまでの頭痛は、台風が去ったかのように穏やかになっていた
ダークサイドは少しの間考えた後、ニヤーっと目を吊り上げて笑みを作ると
エールシオンの唇に自分のを強引に重ね、きゃはは!と笑って部屋から去っていった
戻らない!!!!!!!