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悪役令嬢に転生して、ちゃんと嫌われだったので旅をします

第2話 - #1　これからの目的

101

2025年08月23日

#折伽羅

#オリジナル作品

#悪役令嬢転生モノ

#異世界

#タイトルがなろうそのもの定期

葉曖麗奈　不定期

叶夢

…………………

叶夢

うわーーーーーーーーーっ！！！

叶夢

カスがぁぁぁぁぁぁぁぁっ！！

叶夢

あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっ！！！

※ストレス過多で可笑しくなっています

叶夢

……はぁ………

叶夢

はい……はじめまーす

？

……(…えぇっと……？)

？

(…………一寸ほんとに待て？)

？

(い、一旦…ごちゃついてる脳内を整理しよう……)

？

(まず俺は、普通に朝起きて、普通にご飯食べて)

？

(普通に学校行って……んでその帰りにトラックに引き潰されて………)

？

(気付いた時には、婚約破棄だと言われる……)

？

……もしかして転生か？異世界転生？？

？

………まぁ言われてみれば、服装だって貴族っぽい……

？

それに婚約破棄………

？

………(ﾋﾟｷｰﾝ)…俺のなろうセンサーが言ってる…

？

これは、悪役令嬢モノだと……

？

なぁに馬鹿な事言うとんねん自分

？

とうとう頭イカレたんか？
…すまん元々イカレとったな〔壁にもたれかかりながら〕

？

…………〔声のした方を向いて、目をぱちくりさせ〕

？

……えぇっと……………何方様？

？

…………こりゃぁ、本格的にイカレとるわ……

？

はぁ………全く不憫な役割やわぁ僕…

？

……着いて来ぃ、アンタの部屋まで送ってくさかいな

？

あぁ……ありがとうございます…えぇっと？

？

………ミール

ミール・エテーモカ

ミール・エテーモカや、呼ぶ時様付けや

？

わ、かりました…ミール様………

部屋前

ミール・エテーモカ

ん、此処がアンタの部屋や

？

…………(いや、扉質素かよ…)

ミール・エテーモカ

………はよ入らんかい

？

あ、ご、ごめんなさい……〔扉を開け、中に入る〕

部屋の中

？

……(扉の割に中は豪華なんだな〜……)

ミール・エテーモカ

……さて…頭の調子見とかなね……はぁ………〔ドカッと椅子に座って〕

ミール・エテーモカ

………さっさと前来んかい

？

あ、はい…〔ミールの前に座って〕

ミール・エテーモカ

……………〔？の額に手を当て〕

手を当てられている所が黄緑色に光り

？

…(お、おぉ…！)

？

(魔法！魔法だ…！)

？

(フィクションかと思っていた物が、まさか現実になるなんて…！)

ミール・エテーモカ

………驚きや…

ミール・エテーモカ

てっきりウリに婚約破棄されたんがショックで、イカレてた頭が更にイカレたかと思ったけど……

ミール・エテーモカ

そんな事あらへんみたいやな…

ミール・エテーモカ

至って正常、こんな事有り得るんやな……〔手を離して、バッチィ物を触ったみたく暇で手を拭いて〕

？

…えぇっと……ミール様

？

少しお尋ねして良いでしょうか……

ミール・エテーモカ

…………アンタとはあんま言葉交わしたくあらへんけど……

ミール・エテーモカ

…非常事態やからなぁ…………どしたん？

？

おr…………

？

…私って、誰なんですか…？

ミール・エテーモカ

……………はぁ？

ミール・エテーモカ

アンタ、自分の事まで忘れたん？

ミール・エテーモカ

とんだ忘れん坊やな……はぁ…………

ミール・エテーモカ

…………〔席を立ち、机の方に向かい、何かを探していて〕

ミール・エテーモカ

………………見つけた〔1枚の紙を取り、戻ってきて〕

？

………？

ミール・エテーモカ

ほれ、これで多少自分の事分かるやろ〔紙を差し出し〕

？

……あ、ありがとうこざいます………〔受け取り、内容を見る〕

代々王族を支え、人々に幸福を齎(もたら)した一族フィラーネの家系に生まれた者

アリル・フィラーネ

ミール・エテーモカ

………その紙に書かれておるんが、アンタや

アリル・フィラーネ

…………

アリル・フィラーネ

……(はぁ〜、そりゃ悪役令嬢ですわぁ自分……)

アリル・フィラーネ

(いやだって…何？王族を支えてきたって……)

アリル・フィラーネ

(負けフラグどころか、悪役令嬢フラグまで立ってるじゃないですかヤダー)

アリル・フィラーネ

(って言うか、なんか記憶が流れてきたぞ？どれどれ…………)

アリル・フィラーネ

ウリアル様ぁ

アリル・フィラーネ

あぁ…本当に、貴方はお美しい人……

アリル・フィラーネ

私は、貴方様の元へ嫁げる様で

アリル・フィラーネ

本当に、嬉しいですわぁ…！

ウリアル・メニールウル

あは、は………良かったよ…………〔苦笑〕

アリル・フィラーネ

あら、サノエナ様、レーエ様…御機嫌よう

アリル・フィラーネ

お2人は何時も一緒に居られますのですねぇ〜

サノエナ・キーラウル

…………(フイッ)

レーエ・リーカエル

おやおやアリル様、御機嫌よう…

レーエ・リーカエル

貴女は何時もおひとりで暇そうですねぇ

レーエ・リーカエル

では、僕達はこれで…行きましょう、サノ〔歩き出し〕

サノエナ・キーラウル

…………〔ついて行って〕

アリル・フィラーネ

ラミウル様ぁ、御機嫌よう〜

ラミウル・メニールウス

……君なんか、兄様が切り捨てるんだから

ラミウル・メニールウス

僕に一々構わないでよ

ラミウル・メニールウス

それじゃ〔その場を去り〕

アリル・フィラーネ

この………庶民上がりがっ！

アリル・フィラーネ

私に気安く触れるんじゃ無いわっ！！〔手を弾き〕

ハイライント・エブリダーナ

ひっ……ご、ごめんなさい…

アリル・フィラーネ

全く……神様は何故この様な何の変哲も無い小娘に光属性を与えたのよ………

アリル・フィラーネ

私の方が余っ程相応しいと言うのに……

アリル・フィラーネ

……まぁいいわ、いずれあの方々も

アリル・フィラーネ

「庶民上がりの女は要らない」と言って捨てて下さる事でしょうし……

アリル・フィラーネ

せいぜい、震えて眠れば良いわ！

アリル・フィラーネ

あっはははははは！

アリル・フィラーネ

……(…こりゃぁ、嫌われる訳ですわ…はぁ……)

アリル・フィラーネ

(幼少期からならまだ救いようがあったが……これ手遅れだわ…)

アリル・フィラーネ

(「気が付いたらもう色々と手遅れな悪役令嬢になってた件について」とかで出版しても良い……)

アリル・フィラーネ

(………出版社自体この世界に無いか)

アリル・フィラーネ

………あれ、ミール様は…？

アリル・フィラーネ

ってかいつの間にか夜だし………

アリル・フィラーネ

…………まぁ良いか、取り敢えず今後の目標として

アリル・フィラーネ

「此処の人達と出来るだけ関係を修復する」「元の世界に帰れる方法を探す」……

アリル・フィラーネ

…このふたつかな………

アリル・フィラーネ

まぁ戻った所で、俺の身体は引き潰されてるから、ぐちょぐちょのバッキバキだろうけど…………

コンコン

アリル・フィラーネ様… お食事を持ってきました……〔震え声〕

アリル・フィラーネ

……(食事…？)

アリル・フィラーネ

(…あぁ、そう言えばご飯食べて無かった……のかな？この体)

アリル・フィラーネ

(それに相手は声が震えてる………)

アリル・フィラーネ

………どうぞ、入ってください〔なるべく優しい声で〕

…！？し、失礼します……

ｶﾞﾁｬｯ

メイド

お、お食事を……

メイド

…お口に合うか、分かりませんが……〔机に置き、1歩下がってビクビクと震え〕

アリル・フィラーネ

…………(…まぁ、悪役令嬢な訳だし…メイドもビクビクしてるよなぁ……)

アリル・フィラーネ

(絶対アリル・フィラーネに何かされてるどろうし………)

アリル・フィラーネ

(兎に角、ご飯ご飯…うわー美味しそ〜)

暫くして

アリル・フィラーネ

……ご馳走様でした…〔小声でそう言い〕

アリル・フィラーネ

(見た目通り、めっちゃ美味しかったな〜！)

アリル・フィラーネ

(こんな豪華な洋食なんて滅多に食べないから、結構レアかも)〔口元を拭きながらそう思い〕

メイド

……あ、あの………

メイド

…た、叩かれないん、ですか……？

アリル・フィラーネ

え？

メイド

だ、だって……何時も………

メイド

「食事後の運動」…とか

メイド

「味が気に入らなかった罰」…と言う事で

メイド

叩いてきて、おりました……ので…………

メイド

…す、すみません！とんだ無礼を……

アリル・フィラーネ

……(暴力してた系かぁ……)

アリル・フィラーネ

(そんで王子らしき人達にはぶりっ子と………)

アリル・フィラーネ

(…此処はひとつ、なるべく安心出来る言葉をかけるか)

アリル・フィラーネ

……大丈夫ですよ、今日の食事はとても美味しかったので……

アリル・フィラーネ

それに、そんな事をすれば、私もタダでは済まされないでしょう？

アリル・フィラーネ

…今までの事、謝罪致しますわ〔頭を下げ〕

メイド

え、えぇ…？

メイド

い、いえ……とんでもない………！

メイド

お顔を上げてください、アリル様……！

アリル・フィラーネ

…………〔顔を上げ〕

アリル・フィラーネ

…ありがとう〔笑顔で〕

メイドが去って

アリル・フィラーネ

……さて、これで1人ぐらいは関係修復の目処が立った…筈………

アリル・フィラーネ

…………変に解釈されないと良いが……

叶夢

もう何も言わない……早くキャラ紹介出せよ………

アリル・フィラーネ

名前:アリル・フィラーネ
性別:女
性格:どす黒い、屑オブ屑(主人公が入った事で綺麗になった)
年齢:17　身長:158cm(ヒール込で160cm)
好:紅茶、権利、宝石(主人公入り後は違う)
嫌:ハイライント・エブリダーナ(ヒロイン)、汚らしい物(主人公入り後は(ry)
誕生日:5月9日
家系:フィラーネ家(代々王族を支え、人々に幸福を齎した一族)
一人称:私(わたくし)(主人公入り後は「私」「俺」)
二人称:貴方、〇〇様、〇〇(酷い渾名)(主人公入り後は渾名を除いた言い方の他「お前、君、〇〇(名前)」追加)
三人称:アリル様、フィラーネ様、アリル・フィラーネ様、リル、リルちゃん、リルさん
他:皐月季彗の転生後の姿(主人公)、元悪役令嬢、彗が入る前は王候補にはぶりっ子をし、ヒロインに対しては冷たく言い放ったりしていた、ぶりっ子オブぶりっ子(屑オブ屑)、転生後は、彗が男だった為か其方に一寸引っ張られてる、気が付いたらもう色々手遅れだし婚約破棄されてるしでめちゃくちゃ頭抱えてる、メンタル鬼強系女子(男子)、魔力の概念があり、魔力量は300

見た目↓

ウリアル・メニールウル

名前:ウリアル・メニールウス
性別:男
性格:温厚で優しい
年齢:18　身長:173cm
好:ハイライント・エブリダーナ、魔術、家族、友人
嫌:アリル・フィラーネ、苦い物、好きな者達の傷付く姿
武器:剣　属性:火属性
詳細:属性が火属性の魔術が扱え、極めれば極める程、火属性魔術の威力は増し、火も耐性がついて無効化出来る、剣へのエンチャントも可、自然属性と闇属性に強い
弱点:水属性に弱い
誕生日:6月18日
家系:メニールウス家(騎士の家系で、王に1番近いと言われている一族、強い火属性が産まれやすい)
一人称:僕
二人称:貴方、君、〇〇、〇〇様
三人称:ウリアル様、メニールウス様、ウリアル、ウリ、兄様
他:王第1候補、元悪役令嬢の婚約者、優しく温厚で、滅多に怒る事も無く、嫌いと思う者が居なかったが、アリルの事は心底嫌っており、婚約破棄時の顔はもう般若並だったとか……役割は騎士隊隊長、魔力量は350

見た目↓

サノエナ・キーラウル

名前:サノエナ・キーラウル
性別:男
性格:冷静、冷淡
年齢:19　身長:175cm
好:ハイライント・エブリダーナ、読書、ゆっくりする事、知識をつける事
嫌:アリル・フィラーネ、急かされる事、運動
武器:これと言って無い(非戦闘員)
属性:水属性
詳細:属性が水属性の魔術を扱え、水で溺れる事は無く、寧ろ身体能力が上がる、闇属性と組めば強力な魔術になる、火属性と雷属性に強い
弱点:単体だと攻撃力皆無、自然属性に弱い
誕生日:2月1日
家系:キーラウル家(人々に知識を与えた家系、頭の良さがずば抜けて高い一族)
一人称:俺
二人称:お前、〇〇、〇〇様
三人称:サノエナ様、キーラウル様、サノエナ、サノ
他:王第2候補、無愛想で、誰かを好きになる事は無いだろうと思われていたが、役割は内政官なのに、ヒロイン(ハイライント)の忠犬してる、アリルの事はとてつもなく嫌っており、本人を無視したり、話題に出した者達を圧で黙らせたりした事がある、魔力量は250

見た目↓

レーエ・リーカエル

名前:レーエ・リーカエル
性別:男
性格:穏やか
年齢:19　身長:167cm
好:ハイライント・エブリダーナ、従兄弟、会話をする事
嫌:アリル・フィラーネ、会話を途中で断ち切られる事(急用なら仕方ない)
武器:剣(護身用)　属性:闇属性
詳細:属性が闇属性の魔術を扱え、基本デバフ特価であり拘束魔術が多い、水属性と組めば強力な魔術になる
弱点:攻撃魔術が殆ど無い、火属性・雷属性に弱い
誕生日:10月6日
家系:リーカエル家(キーラウル家からの分家、キーラウル家の補佐をしてきた、本家の次に頭が良い一族)
一人称:僕
二人称:君、貴方、〇〇、〇〇様
三人称:レーエ様、リーカエル様、レーエ
他:王第3候補、従兄弟の関係であるサノエナとは真反対で愛想が良く、惚れる者が後を絶たなかったが、その姿に冷めた者が出てきている、役割は内政官補佐、アリルの事は、会話好きなレーエに限って会話を断ち切る程嫌い、魔力量は300

見た目↓

ミール・エテーモカ

名前:ミール・エテーモカ
性別:男
性格:腹黒(作者が出来ない)
年齢:20　身長:177cm
好:ハイライント・エブリダーナ、医学
嫌:アリル・フィラーネ、命を大事にしない奴(そんな奴治療する意味無いわ)
武器:無し(非戦闘員)
属性:自然属性
詳細:属性が自然属性の魔術を扱え、風を起こし、木を操ったり出来る、極めると治癒魔術が使える、稀に治癒魔術にだけ特化し攻撃魔術が使えない者が産まれる時がある、攻撃魔術は水属性を吸い取り無効化出来る
弱点:火属性に弱い、(ミールは)攻撃魔術が使えない
誕生日:4月10日
家系:エテーモカ家(人々を癒し続けた家系、治癒魔術に特化した子が産まれやすい)
一人称:僕
二人称:アンタ、自分、〇〇、〇〇様
三人称:ミール様、エテーモカ様、ミール、ミー兄
他:王第4候補、結構腹黒く、人をおちょくる事が大好きだが、治癒魔術師として仕事をする際はその腹黒さが無くなる、役割は治癒魔術師班班長、カハラ弁(関西弁)で話す王候補の中では最年長な人、ヒロイン(ハイライント)には好きだからこそ意地悪してる時がある(男子小学生精神)、アリルとは関わる事があまり無く、怪我したら治る程度で会話は無い関係、けど悪い噂しか聞かない為塩対応、多分アリルの中に主人公が入ってからは1番お世話になってる人、魔力量は500

見た目↓

開眼した見た目↓

ラミウル・メニールウス

名前:ラミウル・メニールウス
性別:男
性格:元気一杯の弟属性持ち
年齢:16　身長:169cm
好:ハイライント・エブリダーナ、魔術、剣術、家族
嫌:アリル・フィラーネ、辛い物
武器:剣　属性:雷属性
詳細:属性が雷属性の魔術を扱え、避雷針代わりになれる(雷属性魔術に雷属性持ちが当たると魔力が回復する)、剣にエンチャントも出来る、闇属性に強い
弱点:常に体の中に電気が蓄積されてる様な状態な為、水属性には弱い
誕生日:6月20日
家系:メニールウス家(騎士の家系、王に1番近いと言われている一族、強い火属性が産まれやすい)
一人称:僕
二人称:君、貴方、〇〇、〇〇様
三人称:ラミウル様、弟様、ラミウル、ラミ
他:王第5候補、とてつもなく元気で、世話係や家族までも疲れさせる元気っ子弟属性、実際王候補の中で最年少、役割は騎士隊隊長補佐、ヒロイン(ハイライント)とは歳が一緒なのにお姉ちゃんみたいで好きらしい、アリルの悪事は兄であるウリアルから聞いていたので大嫌い、魔力量は200

見た目↓

ハイライント・エブリダーナ

名前:ハイライント・エブリダーナ
性別:女
性格:お人好しで少し臆病
年齢:16　身長:157.9cm
好:優しくしてくれる皆、神様、家族
嫌:アリル・フィラーネ(苦手)、身内を傷付ける人
武器:無し　属性:光属性
詳細:ごく稀にしか無い珍しい属性、属性が光属性の魔術が扱え、「神に愛された子」という事で、聖人として崇め奉られる事が多い、バフ特化で、僧侶でなくとも聖魔術が使える
弱点:光属性以外の全属性に弱い
誕生日:5月18日
家系:エブリダーナ家(一般家系、これと言って何も無い)
一人称:私
二人称:貴方、〇〇様
三人称:ハイライント様(嬢)、エブリダーナ様、ハイライント、ライ
他:元庶民、必ずと言っていい程人を誑し込んでる、属性調査で光属性と出たら城に招待され、王候補から1人選んでねと言われ、最初はアワアワしてた、アリルの事は嫌いでは無いが苦手意識を持っている、魔力量は150

叶夢

終わり、さいなら……