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マリナ
ヒナノ
マリナ
ヒナノ
マリナ
ヒナノ
ヒナノ
ヒナノ
マリナ
マリナ
ヒナノ
マリナ
マリナ
ヒナノ
マリナ
マリナ
マリナ
マリナ
マリナ
マリナ
マリナ
マリナ
マリナ
マリナ
マリナ
マリナ
書店のおばあさん
マリナ
マリナ
マリナ
書店のおばあさん
マリナ
マリナ
マリナ
マリナ
書店のおばあさん
書店のおばあさん
マリナ
書店のおばあさん
マリナ
【見えた答案】
書店のおばあさん
今日は、算数のテストがある日です。
皆は、用意が終わると、静かにして先生の方を見つめていました。
先生
先生
先生の言葉に、花子はいつもと違って急に不安になってきました。
昨日、お母さんが熱を出したので、学校から帰ってずっと、妹と看病したり、食事の用意をしたりしていました。
それで、テストのための勉強が出来なかったのです。
花子
花子
無理に思い込もうとしましたが、目の前に配られた答案用紙を見ると、やはり心配になってきました。
先生
先生
という先生の言葉も、上の空で聞きながら、急いで名前を書くと、一通り問題に目を通してみました。
最後の応用問題だけが、すぐできそうにありませんでした。
花子
花子は、はじめの計算問題から次々に片付けていきました。
もう残っているのは最後の応用問題だけです。
それは、面積を求める込み入った問題でした。
花子は何回も読んで答えを出す方法を考えていきましたが、途中までくると、どうしても分からなくなってしまうのです。
花子
そう思っても、今は一生懸命考えてみるより他はありません。
花子は、一心に問題を読み返しては、考えをまとめようとしました。
けれども、さっきつまずいたところまでくると、やはり、その先が分からなくなってしまうのです。
マリナ
書店のおばあさん
花子
花子は皆の様子を見ようとして、ちょっと顔をあげました。
隣にいるよし子が、答案を読み返していました。
花子は思わず、よし子の答案を見てしまいました。
よし子の答案を見ると、今までどうしてもできなかった問題の解き方が花子にも分かってきました。
花子は鉛筆を持ち直すと、無理になって最後の問題の答えをかきはじめました。
答案を出すとき、よし子が、
よし子
とききました。
花子はハッとして、よし子の顔を見ました。
その日は、一日中スッキリしないまま過ぎてしまいました。
次の日、先生が、
先生
と言って、テストの答案を返してくれました。
花子の答案には、どこにも間違いはありませんでした。
けれども、花子はその答案を見ているうちに、
花子
と、惨めな気持ちになってきました。
それは、先生もよし子も知らないことだけども、花子だけは、はっきりと知っている過ちです。
花子
と、花子は自分に言い聞かせました。
マリナ
マリナ
マリナ
マリナ
マリナ
先生
先生
マリナ
マリナ
マリナ
マリナ
書店のおばあさん
書店のおばあさん
書店のおばあさん
続く
私