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鈴木隼人
死ねないってどういうこと？
山崎楓
……死ぬ勇気がないわけじゃないの…
鈴木隼人
じゃあどういうこと？
山崎楓
私ね、もう200年以上生きてるの…
鈴木隼人
え！俺と年あんま変わらないのに？
山崎楓
200年たっても姿形が変わらないの
鈴木隼人
どうしてそんなことに…
山崎楓
私ね、200年前にここの神社のいけにえにされたの。
山崎楓
でもね、私だけが死ぬはずだったの…でも儀式の最中に私のお母さんが来たの…
山崎楓
私を取り返しにね。儀式は、もちろん失敗
鈴木隼人
…それでどうなったんだ？
山崎楓
きずいた時には、皆地面に倒れてたの…そして私は、思ってしまったの死にたくないって
山崎楓
そしたら皆をいけにえとして私の願いが叶ったの…
鈴木隼人
そんなことが…
山崎楓
それから何度も死ぬうとした。でも何をしても無駄だった！
山崎楓
だからね、貴方にはむやみに命を捨てて欲しくないの！
鈴木隼人
……。
山崎楓
大丈夫。貴方の味方は必ずいる！私もあなたの味方
山崎楓
だから辛くなって死にたくなったらまた私の所へ来て！
鈴木隼人
……わかった。母さんに1度話してみる
山崎楓
よかった〜
鈴木隼人
だから…だから
山崎楓
？
鈴木隼人
楓！ここで俺を待っていてくれ！
鈴木隼人
(今俺は何を言ってるんだ?!まるで告白じゃないか……)
山崎楓
うん！いい知らせ期待して待ってるよ！
鈴木隼人
ありがとう
謎の女、楓と別れたころ
もう夕日が沈んでいた
鈴木隼人
……ただいま〜
母
！！！！
母
隼人！
鈴木隼人
母さん……。
母
……よかった〜家にいないから心配したのよ
鈴木隼人
母さん……今まで心配かけてごめん。実は俺…
鈴木隼人
学校でいじめられてるんだ……
今日俺は母の前で涙を流した。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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