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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで

とある日の日常

うみ

ねえ、暇だよどっか行こうよー

そら

どっかって?

うみ

んー、イタリア?

そら

はじめてだよ、どっか行こうよでイタリアって言われたのは

うみ

じゃあサバンナ

そら

いや、それもはじめてだよ

うみ

じゃあ宇宙

そら

分かった分かった、じゃあその3つをふまえてプリンを買いに行くっていうのはどうだ?

うみ

にひひっ、ありだね♩

1ヶ月後

うみ

まだかなあいつ、遅いなあ。
もしかして忘れてるんじゃ、、、あいつのことだ、ありえる。

今日は彼女の誕生日。朝から一緒に出かける予定だがもう11時

ガチャッ

そら

すまん、遅くなった

うみ

おそーい、もう遅すぎて裸になるところだったよー。

そら

ごめんごめん、これ買ってて

うみ

うわ、このプリンめちゃ並ぶやつやん!
ありきたりやなー笑
でもまあ、あたしのボケをスルーしたことはこのプリンで許してやろう♩

そら

あれ、遅刻したことは?

うみ

それはまた別でしょ

そら

手厳しいなあ笑 まあとりあえず行きますか

車の中

うみ

どこ行くのー?

そら

そりゃ決まってるやろ、ここや

うみ

あー、ご飯か!!

そら

そそそ、まずはイタリア

うみ

イタリアって、ただのイタリアンやん、何言うてんねん

店内

うみ

何食べよっかなー♩

そら

俺決まった

うみ

あたしも!

そら

すいませーん

楽しく食事を済ませ一段落

うみ

あー、お腹いっぱい♩

そら

俺もー。さて、じゃあそろそろかな

うみ

何がそろそろなの?

そら

しゅーーーーごーーーー!

店の奥にいた人達が集まってきて、一斉にハッピーバースデーを歌う。友人達が隠れていたのだった。

皆 ハッピーバースデー!!!

そして店内に歌が流れ、店員達がケーキを持ってくる

うみ

え、なにこれ、めちゃ恥ずいやん!笑 
ありきたりだけどめちゃ嬉しいやつやん。
はじめてです、こんなの。

そら

良かったよ、君のはじめてを無事奪えたようで

うみ

なーに言ってんの
みんなありがとう!
そらも、ありがとね♩

パーティーは終わりみんなに別れを言い車に乗る

うみ

ふうーっ、なんか夢みたいな時間だったなー。

そら

子どもみたいなこと言うな笑

うみ

ええやん別に、本当のことやし♩

そら

喜んでくれたみたいで良かった♩

うみ

まだどこか行くの?

そら

当たり前やろ、夜まで連れ回すさ

うみ

卑猥だね

そら

いや、卑猥ではねえよ

10分後

そら

はい、着きました

うみ

えー、どこどこ
ペットショップ?

そら

そーそ、動物好きやん、この辺で一番高いとこやねん、まるでサバンナみたいやろ?

うみ

いや、別にサバンナのようではないよ

そら

おい、そこはのっとけよ

うみ

いこいこ♩

店内

うみ

わー!可愛いー!
あっ、あれみてでっかい金魚、オオカミもいるよー♩

そら

いや、オオカミはいねえよ、絶対。

うみ

あっ、

うみが少し立ち止まる

そら

この子やろ?柴犬好きやもんね♩

うみ

にひひっ♩よく分かったね、可愛いーなーこの子、持って帰ろ!

そら

いや、せめて買えよそこは!

うみ

あっちに鳥いるよ、可愛いー!

そら

俺あっちちょっと見てるね

うみ

おっけー♩

30分後

うみ

あーっ、楽しかった!

そら

じゃあそろそろ行こっか

うみ

そだね、あれ、もうすっかり暗いね!さっきまでこんなに暗くなかったのに。

そら

割といたんだねペットショップに

うみ

さてさて次はどこに連れてってくれるのかしら、王子様♩

そら

それはお楽しみだよ、お姫様♩

車に乗って1時間

うみ

ねえ

そら

ん?

うみ

今日はなんの日?

そら

君の誕生日

うみ

だよねよかった、、それでここはどこ?

そら

森、山?どっちかだね

うみ

ですよねー!なんで誕生日にこんなとこにいるのさー!あなたはいったいどこに向かっているのさー(T . T)

そら

もう着くよ、大丈夫、おもろいから♩

うみ

おもろいって、こんな真っ暗で何がおもろいねん、絶対怖いやつやん、誕生日に怖いやつくるやん

そら

はい、ついた、出てごらん

うみ

うそ、ここで出るの?
本当に本当にほんとーに真っ暗だよ!

助手席側に回りドアを開ける

そら

大丈夫、おいで

うみ

なんかかっこいいんですけど!これが噂の吊り橋効果なの!

恐る恐る車の外へ

そら

ほら

上を指差す

うみ

わあ、綺麗、、、こんなの見たことない、、、宇宙みたい。

そら

正解♩3つ目は宇宙だよ、改めて、誕生日おめでとう♩

トランクから花束を出し、彼女へ

うみ

流石にこれは惚れ直しました。
これあれでしょ、前に話したイタリア、サバンナ、宇宙。
こんなの覚えてるわけないよ笑

そら

まあ、どこに君を喜ばせるヒントがあるか分からないからね、基本的に君とのことは忘れないよ♩

うみ

もう、、ありがと♩

そら

どういたしましてっ
じゃあ、夜も更けてきたし、帰りますか

うみ

うん!

プルルルル、プルルルル。 彼女のケータイがなる。

うみ

もしもし
え?今から?分かった!行く!

ねえ、駅送って!
友達が祝ってくれるって♩

そら

おっけー♩

深夜

ガチャッ

うみ

ただいまーっと
あれ?靴ある、、そらいるのー?

ガラガラ

扉を開けたそこには 小さな柴犬と眠る彼が

うみ

天才かって、君は笑
これでチャラだね、遅刻は♩

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