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いね
いね
ヴァイスの母親
ヴァイス
ヴァイスの母親
ヴァイスの母親
ヴァイス
こんなダルい朝によく分からない試練。この時点で呆れてため息が出る。
ヴァイス
この退屈な日常を打破できる、そんな淡い期待を抱きながら出発の準備をした。
ヴァイス
母さんから教えてもらった場所には同じ歳くらいのドラゴンが集まっていた。
もう中央の方ではルール説明が行われているらしく、少し近づいて耳を傾ける。
案内人
案内人
その瞬間、前にいた3人グループがいたずらな笑いをして、何かを企んでいるようだった。
案内人
案内人
参加者達は思い思いに動き始める。
そんな中、3人グループは木の根元でじっとしている大人しいドラゴンにちょっかいをかけている。
いじめっ子
???
いじめっ子
3人はどんどん距離を詰めていく。 大人しいドラゴンはかたかたと小さく震えて、下を向いている。
いじめっ子
いじめっ子
いじめっ子
ヴァイス
ヴァイス
ヴァイス
いじめっ子
いじめっ子
???
いじめっ子の1人が今にも蹴りを入れそうだったが、オレは見てられずに雷魔法をそいつらの前に放った。
いじめっ子
ヴァイス
ヴァイス
いじめっ子
いじめっ子
そいつらはオレを見るなり青ざめて後退りしていく。
いじめっ子
その3人は慌てながら、無様に森の奥へと逃げていった。
ヴァイス
ヴァイス
ヴァイス
そこから静かに立ち去ろうとしたが、いじめられていたあのドラゴンが、オレの服の裾を引っ張って引き留めていた。
ヴァイス
???
ヴァイス
ヴァイス
???
???
???
ヴァイス
ヴァイス
???
向こうの方で銃声のような音が聞こえた。試練開始の合図だろうか。
???
???
???
ヴァイス
ヴァイス
???
ひとまずこの開けた場所から移動して、遮蔽物の多い場所に陣取ることにした。
万が一戦闘になったとしても、ここなら木を利用して戦える。
ヴァイス
ザフィーア
ヴァイス
ザフィーア
ヴァイス
ザフィーア
ヴァイス
ザフィーア
ヴァイス
ヴァイス
ヴァイス
ザフィーア
不器用な笑顔。正直な心。2つの魂。
ヴァイス
そこで興味を持ったのだろう。この不思議なドラゴンに。
その時、草をかき分けてこちらへ向かってくる足音が聞こえた。
ヴァイス
いじめっ子
いじめっ子
またあのうるさい声が聞こえてきた。
今回も3人がかりでやる気らしい。
ヴァイス
オレは先制を仕掛け、雷魔法の一閃を放つ。
その攻撃で1人目が倒れた。
いじめっ子
いじめっ子
いじめっ子
ヴァイス
前から向かってきた2人目を蹴りで勢いよく地面に寝かせ、回り込んで来ていた3人目は魔法で倒そうとしていたが、木に隠れていて見えない。
ザフィーア
隠れていたはずのザフィーアの声が聞こえ、急いで向かうも倒れていた2人目の投げた何かがオレの肩に突き刺さる。
ヴァイス
いじめっ子
ヴァイス
自分の傷も気にしないまま、ザフィーアの元へ向かうと、3人目はもう逃げたあとだった。
ザフィーアは脚に大きな怪我をしている。
ザフィーア
ヴァイス
オレは昔のことを思い出す。
ヴァイスの母親
ヴァイス
ヴァイスの母親
母さんが枯れた花に触れると、それは段々と元気を取り戻していく。
ヴァイスの母親
ヴァイスの母親
ヴァイスの母親
ヴァイス
ヴァイスの母親
ヴァイスの母親
ヴァイス
ヴァイス
やり方も分からないが、とりあえずザフィーアの脚に触れた。
ザフィーア
オレの中から暖かい力が湧き出てくる。
やがてその力はザフィーアの脚を治した。
ヴァイス
ザフィーア
ザフィーア
ヴァイス
ヴァイス
ヴァイス
ヴァイス
立ち上がった瞬間、目の前が真っ暗になった。
ザフィーア
体の力が抜けていく。
ヴァイス
ふかふかのベッド。冬なのにすごく暖かい。
夢のようだ。
ヴァイス
ヴァイス
ヴァイス
起き上がると、刺された肩がじんじんと痛む。
ヴァイス
ザフィーア
ヴァイス
ヴァイス
ザフィーア
ザフィーア
ヴァイス
ホットココアはオレ好みの味で、子供らしくすぐに飲み干してしまった。
その度にザフィーアは笑って、おかわりをくれた。
ヴァイス
ザフィーア
ザフィーア
ヴァイス
ヴァイス
ザフィーア
ザフィーア
ヴァイス
ヴァイス
ヴァイス
ザフィーア
外は新しいものばかりだった。
色んな奴らとか、あったかさとか、友達とか。
案外、悪くない。
肩も回復してきたので、ザフィーアは家を案内してくれた。
ザフィーア
ヴァイス
ヴァイス
ザフィーア
ヴァイス
ヴァイス
ザフィーア
ザフィーア
ヴァイス
ザフィーア
ヴァイス
長い階段を降りていくと、下の広間に誰かが入ってきた。
ザフィーア
ヴァイス
アメテュスト
アメテュスト
アメテュスト
グラナート
アメテュスト
グラナート
ヴァイス
ザフィーア
グラナート
グラナート
アメテュスト
アメテュスト
ヴァイス
ザフィーアは手を握って階段を登っていった。オレもしょうがなくそれに着いていくしかなかった。
アメテュスト
アメテュスト
ヴァイス
ザフィーア
ヴァイス
ザフィーア
ザフィーア
ヴァイス
ザフィーア
ヴァイス
この館は思ったよりも広く、オレの家の30倍くらいはありそうだった。
意気揚々と案内するザフィーアの心は明るかった。
そんな心に影響されたのか、オレも笑顔が漏れる。
ザフィーア
ヴァイス
ザフィーア
この綺麗なロビーに似合わず、薄汚い扉があるのに気がつく。
ヴァイス
ザフィーア
ヴァイス
そんな時、コツコツと誰かが階段を降りてくる音が聞こえる。
ザフィーア
ディアマント
ディアマント
その姿だけでも凄まじい威圧感だった。
ヴァイス
ディアマント
ザフィーア
ディアマント
ディアマント
ザフィーア
ザフィーア
ザフィーア
ヴァイス
去りゆくザフィーアの心には寂しさと恐怖が入り交じっていた。
コメント
1件
うわっ、第1話からめちゃくちゃ良い…! 白竜ヴァイス、めんどくさそうな態度のくせに助けちゃうし、傷治しちゃうしで、完全にツンデレじゃん笑 “友達”ってワードで照れてるっぽいのも可愛い。ザフィーアの純粋な信頼がヴァイスの孤独にじんわり染みてる感じ、すごく好きだわ。 最後の母親登場で一気に空気変わったのも続き気になる🔥
るる
37
耀聖(ようせい)
1,623
椿
27