ひな
同じドーナツを使って、CPものを書きたい場合。つむあび
阿蒜と一緒に抗争に巻き込まれるまでは同じですが、月麦の手元に数十円程の小銭を残しておきます。
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阿蒜と月麦の所持金を足して、ドーナツ一個が買える
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二人でお金を出しあって買ったので、二人ともに食べる権利があります。当然、阿蒜は半分こを申し出ますが、ここで月麦に一旦断らせます。
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阿蒜が食べようとした所で、月麦が、やっぱり一口欲しいと言います。そうすれば、阿蒜は、半分こしょうとします。この時、月麦の立ち位置によっても話の流れを変える事ができます。
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月麦が背後から声を掛けていた場合
月麦の兄貴の方に肩口を引き寄せられ、俺の手から、月麦の兄貴がドーナツを食べる。
(この人、本当に格好いいよな)
近くで見る月麦の兄貴は、同性の俺から見ても、思わずドキッとするくらいの色香が漂っている。
「どうした、阿蒜?顔赤いぞ?大丈夫か?」
「だ、大丈夫です///」
照れている事を指摘された、恥ずかしさから、俺は咄嗟に顔を見られないように、月麦の兄貴から顔を背ける。
という風にすれば、甘い感じになります。
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月麦が正面から声を掛けた場合
ドーナツを半分に割ろうとした手を、月麦の兄貴に掴まれ、そのまま、月麦の兄貴が俺が持っているドーナツにかぶりついた。
余りにも俺と兄貴の距離が近くて、一瞬キスされるのかと思ってしまった。
「真っ赤な顔して、どうした、阿蒜?あ!もしかして、キスされるとでも思った?」
「いやいや、そ、そんなこと思ってません!」
図星をつかれ、俺は慌てて、うつ向く。
「阿蒜」
名前を呼ばれ、反射的に顔をあげる。
ちゅっ
唇に伝わる柔らかな感触、目を閉じた月麦の兄貴。
あ、俺、今キスされてる。
そう認識した瞬間、俺の頬に熱が集まっていく。
「ごちそうさま」
「~~~!!」
たった数秒のキスだったが、俺が顔を赤らめるには充分な時間だった。
真っ赤な顔を月麦の兄貴に気づかれたくなくって、思わず、俺はその場にしゃがみ込んだ。
という風にすれば、可愛い仕上がりになる。
上記の3つは、阿蒜がドーナツを食べる前が、前提条件だったけど、阿蒜が食べてから、月麦がちょうだいと言った場合
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「食べかけでも良ければ、どうぞ」
月麦の兄貴にドーナツを差し出した。
ちゅっ、というリップ音と共に、俺の唇のほんの直ぐ橫の頬に、柔らかな感触がする。
「ごちそうさま」
耳もとで、囁かれた月麦の兄貴の声に、腰が砕けて、俺はその場にへたりこんでしまった。
という風にする事もできる。