あの後はよく覚えていない 。
確か 青 ちゃんが 否定してくれてたっけ 。
それだけは覚えてる 。
泣きながら 、 必死に 、
部屋に響いた、 情けなく 痛々しい 音 。
なり止む気配も なく とても不快だ 。
それでも 手を 止められない 。
しゅ ー ッ 、 ざく ッ
赤
赤
これが どれだけ続いただろう 。
今が 何時何分で 何月何日かも 分からない 。
買い物も 配達で 、 しばらく外に出ていないからか 、
陽の光 に 当たるのがとても怖い 。
ぴーんぽーん ...
そんな時 、 吐き気が するほど 嫌な音 。
誰か きた 。
直感だった 。 今日は 買い物は全くしていない 。
だから 絶対に 人が来るはずがないのだ 。
赤
赤
がちゃっ...
そんな願いは通用せず 、 ドアが 悪音が聞こえてきた 。
ぎしっ ... ぎし っ... と ゆっくりと近づいてくる 一つの足音 。
赤
布団にできるだけくるまり 、 身をちぢめて自分を守る形になる 。
青
赤
青
そう言って近づいてこようとする 彼 。
赤
赤
青
何だよ 、何でそんな顔すんだよ。
泣きたいのはこっちだよ 。
罪なすりつけられて 疑われて 、
もう 俺 の 人生 ぐっちゃぐちゃ 。
青
赤
赤
青
涙を拭きながら 偽の笑顔 を 作る 青 。
赤
赤
青
それからは ただ 俺が 不満を言って 青 が 謝る 。
そのくり返し 。
俺は いつの間にか眠ってしまっていた 。
続 く .
ごめん、長くなりそう 。
コメント
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ぶくま失礼します,
頑張ってください!