旦那(婚約者)
○○
一通りのお仕置が終わった
殴られ蹴られを数時間繰り返されて今にも意識を手放しそうだ。
○○
この部屋には時計がない
だから私は旦那が寝ていることを確認し 携帯のあるコートまで忍び足で移動した
○○
ポケットを漁っていると 1枚の紙切れがあることに気がついた
○○
4つ折りにされた小さな紙を開く
○○
開かれた紙の中には 『灰谷竜胆』という文字と数字が。
○○
○○
淡い希望を胸に その数字を打ち込む。
竜胆
蘭
春千夜
竜胆
春千夜
○○とはぐれてから どうも体が落ち着かない
あの痣。旦那に対しての怯え方。
嫌な事ばかりが脳裏に浮かぶ。
蘭
春千夜
竜胆
蘭
春千夜
春千夜
蘭
プルルルル プルルルル
竜胆
賑やかなアジトに響くコール音
竜胆
○○
竜胆
竜胆
○○
竜胆
○○
か細い声でそういう○○
竜胆
○○
竜胆
竜胆
○○
電話の奥から聞こえてくる男の声
そして、電話が切られた。
竜胆
竜胆
蘭
竜胆
蘭
九井が居るであろう部屋へと急ぎ足で向かった
竜胆
ココ
竜胆
ココ
そういい、パソコンと睨み合いをする九井
竜胆
ココ
竜胆
ココ
ココ
竜胆
ココ
パソコンに映し出された 高級タワーマンションの住所を写メに撮り車へと足を急かせた。
旦那(婚約者)
○○
旦那(婚約者)
ドカッ
○○
旦那(婚約者)
旦那(婚約者)
○○
旦那(婚約者)
○○
旦那(婚約者)
旦那(婚約者)
○○
旦那(婚約者)
旦那(婚約者)
バコ ドコ ドガッ
○○
旦那(婚約者)
旦那(婚約者)
○○
○○
何度も振り落とされる拳に耐えながら彼の姿が見えるのを待った
でも
○○
○○
旦那(婚約者)
旦那(婚約者)
旦那(婚約者)
○○
拳が振り上げられたその時
ドンドンドン バコ!
○○
旦那(婚約者)
○○
旦那(婚約者)
竜胆
ドアを破壊して入ってきた彼。
旦那(婚約者)
竜胆
旦那(婚約者)
旦那(婚約者)
竜胆
ボキ!
そういい、彼は旦那の腕と足の骨を軽々と折ってしまった。
旦那(婚約者)
旦那が悶えてる間に駆け寄ってくる竜胆
竜胆
○○
竜胆
○○
竜胆
ドカ!
頭を鈍器で打たれ部屋に響く鈍い音
○○
竜胆
旦那(婚約者)
旦那(婚約者)
竜胆
旦那(婚約者)
再び鈍器が竜胆に振り落とされる。
○○
竜胆
竜胆
○○
竜胆
○○
竜胆
○○
竜胆
何度立ち上がろうとしてもすぐに力が抜け地面に落ちる
竜胆
旦那(婚約者)
刃物を竜胆に刺そうとしている旦那
○○
竜胆
バンバン!
○○
?
死を覚悟したその時 目の前に血を流して倒れていたのは竜胆でも私でもない。
旦那の姿だった。
コメント
6件
助けに来たのは…蘭ちゃんですね?!ハートで分かったですよ!
素敵です(´TωT`)続き気になるぅ