コメント
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泣けすぎて滝(?) いや、好きすぎるの前にすると語彙力無くなるんですよ… でもホント好きです… フォロバ失礼します
初🌾失礼します❕めっちゃ泣きました…泣きすぎて親に心配されましたw
初コメ失礼します! 俺死ネタとか嫌いだけどこれはめっちゃ好き泣きました
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
僕には一緒に暮らしてる人がいます。
家族に近い存在。
恋人なのか違うのか…それは僕自身も何故かよく分からないんだけどね(笑)
幼い頃から親を亡くした僕たちはずっと2人で暮らしてきた。
喧嘩もほとんどしたことがなく
僕も彼もお互いの事が大好きだった。
だけど
最近彼の様子がおかしい。
まるで僕に興味なんてないような。
こ💙ん
る💛と
こ💙ん
る💛と
る💛と
こ💙ん
僕らももうそんな遊ぶような歳じゃないのかな。
とか言ってもまだ高校生。
まだ…いいじゃない…。
それから数週間_。
るぅとくんの態度はさらに悪くなっていった。
喧嘩も絶えない
たまに彼から手が出ることもあった。
こ💙ん
こ💙ん
る💛と
こ💙ん
こ💙ん
こ💙ん
る💛と
彼は呆れたように深いため息ついて
る💛と
る💛と
こ💙ん
こ💙ん
こ💙ん
る💛と
こ💙ん
こ💙ん
こ💙ん
る💛と
こ💙ん
こ💙ん
こ💙ん
こ💙ん
る💛と
こ💙ん
る💛と
何を聞いても彼は答えようとはしない
つまりはそういう事だよね
こ💙ん
こ💙ん
る💛と
こ💙ん
こ💙ん
こ💙ん
る💛と
る💛と
る💛と
そんなこと言うんだ…
こ💙ん
こ💙ん
こ💙ん
そう言って僕は荷物をまとめた
必要なものだけをもって
こ💙ん
あれから数ヶ月_。
初めは何日か莉犬くんの家に泊めさせてもらってたけど
さすがに申し訳なく思い
1人で暮らせる家を見つけた。
ずっと使うことも無く貯まってたお金でなんとか足りたみたい。
それと_
僕が家を出ていってから
るぅとくんが学校に来なくなった。
最初はそんな気にしてなかったけど
この頃それしか頭になかった。
こ💙ん
こ💙ん
来づらくなっただけ
きっと…
そして時は過ぎて行き_
僕達もついに卒業生になった、
つぼみがつき始めた桜の木と
感極まって涙を流してる生徒
さ💖み
こ💙ん
さ💖み
こ💙ん
さ💖み
さ💖み
こ💙ん
さ💖み
こ💙ん
こ💙ん
さ💖み
こ💙ん
さ💖み
こ💙ん
改まった感じで…なんだなんだ
卒業式終了
こ💙ん
さ💖み
こ💙ん
さ💖み
こ💙ん
こ💙ん
さ💖み
さ💖み
こ💙ん
僕は黙って歩き続けるさとみくんの後ろに付いて行った
いつまで経っても見慣れた場所しか歩かない
どこか、こう、懐かしい景色…
こ💙ん
さ💖み
明らかに彼の表情が暗い
なにかそんな深刻なことでもあるのかな
どれくらい歩いただろう
たくさん歩いた
そしてたどり着いた先は_
こ💙ん
こ💙ん
僕の…家?
いや、正確に言うと"前の家"
そう
ここはるぅとくんが1人で暮らしてる家だった
僕が家を出て以来1度も戻ってきてなかった
こ💙ん
さ💖み
さ💖み
さ💖み
こ💙ん
なんで
僕に出てけって言ったのは誰?
こ💙ん
さ💖み
さ💖み
さ💖み
さ💖み
さ💖み
こ💙ん
こ💙ん
そして僕は不本意ながら家に入ることにした。
ガチャ
こ💙ん
こ💙ん
そこで僕が目にした光景は
ひどい散らかりようをした部屋だった
けど、どうして彼が_?
彼は昔から綺麗好きで
こんな部屋を汚くするような人じゃなかった
こ💙ん
すごく嫌な予感がした
こ💙ん
医者
こ💙ん
こ💙ん
医者
医者
こ💙ん
僕は指さされた方のドアの前に向かった
震える手を抑えながら
ゆっくりドアを開けた
ガチャ
こ💙ん
る💛と
こ💙ん
そこには彼の変わり果てた姿があった
昔と比べたらすごく痩せていて
高校生のような元気さもなく
笑顔もぎこちない
そして
何本もの管に繋がれて
ベッドに横たわっていた
こ💙ん
る💛と
るぅとくんは何も言わずに僕に微笑んでくる
こ💙ん
る💛と
こ💙ん
る💛と
彼はか細い声で一生懸命僕に何かを伝えようとしてきてくれた
こ💙ん
る💛と
る💛と
る💛と
" 大好き "
その言葉を残した直後
彼の目は静かに閉じていった
こ💙ん
こ💙ん
こ💙ん
僕にはそれが何を意味していたのかすぐにわかった
こ💙ん
こ💙ん
こ💙ん
涙を目に溜めながら彼に問いかけていると
ふと、一通の手紙が視界に入った
こ💙ん
恐る恐る手に取ってみる
そこに書かれていたのは
ころちゃんへ_
こ💙ん
僕宛ての手紙だった
ころちゃんへ
まずは、卒業おめでとうございます!
笑って卒業式迎えられましたか?
ころちゃん泣き虫だから、きっと泣いてるんだろーなー(笑)
もしかしたら、成長して強くなって泣き虫卒業してたり!?笑
僕もころちゃんと、みんなと、卒業したかったなー。
って、こんなこと言える立場じゃないですよね。
あの時
僕が変わった時
毎日喧嘩ばかり
冷たい態度とって
時には…ころちゃんに手を出してしまった。
…本当にごめんなさい。
こんなこと謝っても許されることじゃない。それはわかっています。
でも、これだけは言わせてほしい
あれは
僕からころちゃんへの
最後の愛でした。
僕なりの最後の愛しかた。
そんなこと言っても、疑問を抱くだけでしょう?
あのね
僕、ずっと隠してきたことがあったんです。
実は
高校2年。そう、あの時の少し前くらいの時から
医者に余命宣告されてたんです。
もって1年だって。
最初は、びっくりしましたよ。
だって高校生の僕が死ぬって言われるんだもん。
けど、このことはどうしてもころちゃんには言えなかった。
だって、こんなこと言ったら
ころちゃんたくさん気使ってくれて無理しちゃうでしょ?笑
それに、
ころちゃんのこと
大好きだったから
心配かけたくなかった。
無理な想いさせたくなかった。
だから、バレないように
ころちゃんを無理やり追い出しました
僕頭悪いからこんな事しか出来ることが思いつかなくて、、、
ごめんなさい。
こんな不器用な僕とたくさんの日々を過ごしてきてくれてありがとうございました。
そしてごめんなさい、
ころちゃんは、色んな女の子とたくさん楽しいことしてくださいね(笑)
僕の分まで人生楽しんでね。
本当に今までありがとう。
大好きでした。
またね。
ころんくん。
るぅとより
こ💙ん
涙が止まらなかった。
じゃあるぅとくんはずっと僕のためを思ってあんなことしてきてたの…?
こ💙ん
こ💙ん
こ💙ん
こ💙ん
何度問いかけても彼は目を覚ますことは無い
こ💙ん
こ💙ん
こ💙ん
1度あふれた涙はとどまることを知らず流れ続ける
僕はあの時
" るぅとくんなんて大っ嫌い "
あんなこと言ってしまったこと_
こ💙ん
こ💙ん
こ💙ん
こ💙ん
こ💙ん
こ💙ん
こ💙ん
こ💙ん
もう二度と開くことのない目をじっとみつめ
僕はるぅとくんに想いを伝えた。
昔は賑やかだったこの部屋も
今は僕の声しか響くことは無かった。
そして時は過ぎて行き
1年後_
僕もすっかり大人の仲間入り…かな?
るぅとくん
君は今、何をしてるの_?
まだ僕のこと覚えててくれてるかな。
…そうだといいな。
僕は
るぅとくんから貰った最後の愛
ちゃんと受け取りました。
また、どこかで会えるといいな。
ありがとう。
僕の愛した人_。