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Nakamu
きりやん
スマイル
きんとき
トントン
Nakamu
きりやん
Broooock
シャークん
シャークん
きんとき
Nakamu
トントン
ショッピ
スマイル
ショッピ
スマイル
ショッピ
スマイル
ショッピ
皺を寄せながら話すショッピも、どこか迷っているようだ
ショッピ
スマイル
ショッピ
トントン
スマイル
ショッピ
スマイル
ショッピ
耳元であれを言うとショッピは驚きを隠せていなかった
ショッピ
スマイル
鞄からノートパソコンと、資料を取り出すとショッピは察したように笑った
ショッピ
ショッピ
スマイル
ショッピ
スマイル
ショッピ
スマイル
全員の注目が集まっている
スマイル
この家族の両親はいつも喧嘩をしていた
その頃はスマイルが10歳、ショッピが11歳の頃だ
父
母
喧嘩中は子供たちを違う部屋に閉じ込めて、出させないようにした
それは、逃げないためでもあるし、喧嘩しているのがバレないようにしていたのかもしれない
しかし、俺らは全て知っていた
それは2人の声は朝、昼、夜とずっと怒鳴っているので近所からはあまり好かれていなく、スマイルは学校でいじめられいたからだ
いじめっ子
いじめっ子
スマイル(10)
いじめっ子
ショッピ(11)
いじめっ子
いじめっ子は逃げていった
ショッピ(11)
スマイル(10)
ショッピ(11)
スマイル(10)
スマイル(10)
ショッピ(11)
スマイル(10)
ショッピ(11)
スマイル(10)
こうして兄弟は強くなりたいと思い、沢山特訓をした
この時は"まだ"、感情がわかりやすかったと思う
しかし、強くなっても現状は変わらなかった
6年生になって、辞めるどころかいじめはヒートアップしていた
いじめっ子
いじめっ子
いじめっ子
それは言葉の暴力以外にも行われていた
いじめっ子
スマイル(12)
いじめっ子
スマイル(12)
いつも支えてくれるショッピのことを思い出す
兄のことを言われるのが気に触った、許せなかった
怒りが湧いてきた
スマイル(12)
いじめっ子
服を掴む
勢いよくそのままそいつを____
些細なことだった
スマイルを、呼びに来て、廊下を通っていた
ほんの少し、声が屋上からして
好奇心で近づいた事が、あんなことになるなんて思いもしなかった
ショッピ(13)
近づくとスマイルの声がしてきて、気づいた瞬間ドアノブを握っていた
ものすごい大きい音が聞こえた
ショッピ(13)
そこには、スマイル1人しかいなかった
でも、殴られたところはまだ新しいし、フェンスが少し凹んでいる
スマイル(12)
スマイル(12)
ポロポロとまるで雨のように同じ紫色の瞳から雫が垂れていく
それが涙だと気づくのには、時間がかかった
ショッピ(13)
下......と、震えた声でスマイルが言った
きっと、下から声がしないので、裏の方だと思いそっちを見た
見ると、人が頭から血を出していて、腕は変な方向に曲がっていた
あれは絶対に、死んでしまっている可能性が高い
ショッピ(13)
スマイル(12)
ショッピ(13)
この時は我儘になってもいい気がした
ショッピ(13)
ショッピ(13)
スマイル(12)
この時から、表情は徐々に無くなって来ていたと思う
この出来事があってから兄弟たちは悪の道を進むようになった
罪を隠すために
償えるように
少しでも、幸せでいられるように
普通で、いられるように