主
主
主
主
主
主
主
電話越しのおらふくんの声は、いつもとは違い、疑いの交えた色だった。 不審に思い、今いる場所を聞くと、意外な答えが返ってきた。
「僕は、おんりーの目の前に…」
ここから事態は急変する。
おんりー
おらふくん
おんりー
バタッ
おんりー
通話越しでも聞こえる、何かが倒れた音がした。
嫌な予感が幾つも、脳裏をよぎる。
ぼんじゅうる
おんりー
必死に電話越しで呼びかけるものの、どうやら聞こえていない ようだ。
ぼんじゅうる
おんりー
??
物音が静まると、やがて犯人らしき男の声が聞こえた。 __俺に向かって
おんりー
??
おんりー
おんりー
??
ツーツーツー…
電話が切られる音だけが、虚しく響く。
分かっていた。 電話で、おらふくんの様子が おかしいことに。 でも、聞けなかった… こうなってしまったのは、 俺の責任。 …おらふくん達の救助、これが 次の、俺の任務だ。
おんりー
主
主
主
主
主
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