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ジュダルの姉

第5話 - 5話

212

2025年11月14日

#ねたばれちゅーい

#マギ

#マギ夢小説

#ジュダル

#姉

凛🐶

ジュラル

………

シンドリア兵士

う…動かなくなったぞ…

シンドリア兵士

さ…流石にやりすぎたんじゃ…

シンドリア兵士

こいつらが俺らにしたことに比べれば大したことないだろ

シンドリア兵士

バレる前に行くぞ

シンドリア兵士

あ、あぁ

ジュラル

(殺せば良かったのに…)

ジュラル

(…もっとナイフで切りつけて、手足を引きちぎったってよかった)

ジュラル

(…私は殺されても当然のことをしたのだから…)

ジュラル

(それ以前に、ジュダルを守れなかった私を、罰して欲しい…)

ジュラル

(あの子を守れない私など、あの子の傍にいてあげられない私など、価値なんてないんだから…)

ジュラル

………

ジュラル

(なんだか、外が騒がしい…？)

ジュラル

(…どうしてだろう…宴会でもあるのかしら…)

ジュラル

(…まぁ、私には関係ないでしょうけど…)

アリババ

おっちゃんと部屋にいた笑

ジュラル

ﾌﾝ

アリババ

なぁもう数ヶ月は一緒にいんだし仲良くしようぜ

ジュラル

…違う形で会えたならそう出来たでしょうね

ジュラル

でも私たちは敵よ睨

ジュラル

いずれ殺し合うかもしれない中なのに、何故仲良くしなければならないの睨

アリババ

ﾋﾞｸｯ

アリババ

お前は、俺と殺し合いをしたいのか…？

ジュラル

だから…そんなものは関係ないの

ジュラル

何度言ったらわかるのよ

ジュラル

貴方バカなの？

アリババ

またバカって言った！

アリババ

俺はお前と殺したいしたくないからしねぇよ

ジュラル

なら私に無抵抗で殺されるっていうの？

アリババ

抵抗しねぇとも言ってねぇ

アリババ

俺は何度だって話し合って、お前と仲良くできる方法を見つけるよ笑

ジュラル

そっ…//

ジュラル

そんなもの…貴方がシンドリアにいる限り、シンドバッドの仲間な限り、無理に決まっているわ！

アリババ

…お前とシンドリアって、何かあるのか？

ジュラル

………昔、

ジュラル

このシンドリアができる前の最初のシンドリアを、滅亡させたのよ

ジュラル

私たちの組織がパルテピアと手を組んで、ジュダルと共に大勢の国民を殺したわ

ジュラル

私はこの国の人々に恨まれている、八人将もそうよ

アリババ

でも、お前はジュダルに命令されて仕方なくだろ、シンドバッドさんも言ってたじゃないか

ジュラル

違うわ！睨

アリババ

ジュラル

みんなジュダルのことを悪者にして！

ジュラル

あの子はあの忌々しい魔女に騙されているのよ！睨

ジュラル

いいように利用されて、あの子の人生もめちゃくちゃにして！

ジュラル

シンドリアの時だってあの子はほんの子供だったわ！

ジュラル

善悪も分からぬ子供だったのよ！

ジュラル

私は私の意思でシンドリアの国民も兵士も大勢殺したけどあの子は違う…

ジュラル

全て私が悪いのよ！

ジュラル

ジュダルを悪く言わないで

アリババ

…悪ぃ

ジュラル

…これで分かったでしょ

ジュラル

私は多くの罪を犯した

ジュラル

ここにいてもいずれ殺されるわ

ジュラル

シンドバッドの仲間になんてなれないしなりたくもない

ジュラル

貴方がシンドリアにいる限り、私と貴方が相容れることはないわ

アリババ

…そんなことねぇよ

ジュラル

…!!

ジュラル

私の話を聞いていなかったの？

アリババ

俺はお前と仲良くなりたい

ジュラル

だから…私と貴方にはそれぞれ立場があるの

ジュラル

はぁ…子供にどう説明すればいいのかしら…

アリババ

子供じゃねぇよ!!‪💢

アリババ

理解もしてる

アリババ

考えたんだが、

ジュラル

？

アリババ

ジュラルが俺の仲間になればいいんじゃないか？

ジュラル

・・・

ジュラル

ダメだわ…やはりもっと簡単に説明せねば…

アリババ

だから理解してるって言ってんだろう！‪💢

アリババ

俺はバルバットの人間で、シンドリアと同盟になったわけでもない

アリババ

お世話にはなってるけどな

アリババ

だから俺と仲間になったところで何も心配は無いわけだ

アリババ

それに、煌帝国やアル・サーメンと仲間になるんじゃない

アリババ

ジュラルと仲間になるんだから、別にそれ自体は良くないか？

ジュラル

………

ジュラル

発想が子供みたい

アリババ

悪かったな//‪💢

ジュラル

なら、貴方は、私たちがシンドリアと戦争をしている時、シンドリアにはつかないのね？

ジュラル

私はアル・サーメンの味方をするから、貴方がシンドリアを助けるなら敵になってしまうわよ

アリババ

そ…その時はその時考えると言うことで、💧‬

ジュラル

話にならないわね

ジュラル

(…面白いわね、この子)

ジュラル

(でも、)

ジュラル

ジュダルが傍にいないからイライラしてるの‪💢

ジュラル

これ以上イライラさせないで

アリババ

うっ

シンドバッド

おや仲良く雑談か？笑

シンドバッド

仲が良くて羨ましいな笑

アリババ

そうっすかね〜笑//

ジュラル

違う

アリババ

ｶﾞｰﾝ

ジュラル

(アリババといいシンドバッドといい、軽々しく女性の部屋に入ってきて‪)

ジュラル

(奴隷だからと軽く見られている)

ジュラル

ﾁｯ

アリババ

(舌打ち?!マジ機嫌わりぃな…)

シンドバッド

………

シンドバッド

顎クイ

ジュラル

シンドバッド

誰かに殴られたか？化粧で隠しているが傷がある

アリババ

えっ

ジュラル

…ﾊｯ笑

ジュラル

それが目的で私をここに置いているくせ白々しい

ジュラル

私をここに置く意味が分かっているくせに、抵抗できぬように拘束して、さぁ殴って下さいと言っているようなものじゃないの睨

シンドバッド

違う俺にそんなつもりは無い

シンドバッド

お前は俺の客人だと、ちゃんと言っている

ジュラル

そう

ジュラル

口ではなんとでも言えるわね

シンドバッド

服を捲る

ジュラル

ｷｬｱｱｯ///

ジュラル

離せクソバカ変態野郎！//

ジュラル

拘束具で殴る

ジュラル

ｶﾞﾝｶﾞﾝｶﾞﾝｯ

シンドバッド

(真新しいアザと、古い切り傷だらけだ…)

アリババ

ちょ、シンドバッドさんなにを…

アリババ

頭から血流れてますけど、

シンドバッド

見ろ

ジュラル

見るな！//

ジュラル

振りかぶる

シンドバッド

腕を掴む

ジュラル

ｲﾔ…ｯ（涙目

ジュラル

(見ないで…私の汚い身体…)

アリババ

ｶｯ睨

アリババ

誰がこんなこと…っ

シンドバッド

城の兵士達を集めなくてはな

ジュラル

やめて！！

ジュラル

ｶﾞｸｶﾞｸ…

シンドバッド

ﾊｯ

シンドバッド

すまない…

シンドバッド

手を離す

ジュラル

…私が、奴隷だからと、どいつもこいつも…睨

アリババ

違う！俺らは心配して…

ジュラル

無理やり他人の汚い部分を暴き出すことが相手のためになると本気で思っているの？睨

ジュラル

これは…私がジュダルのために稽古をした痕、これはジュダルを庇って出来た痕、これはジュダルのために自分を犠牲にしてきた痕よ！睨

ジュラル

全て私の意思よ！私がしたくてこんな汚い身体になったの！

ジュラル

私はそれに満足している！

ジュラル

他人が横から中途半端に口を出さないで！

シンドバッド

…分かった犯人探しはやめよう

シンドバッド

だが、医者は呼ばせてくれ

ジュラル

嫌

ジュラル

身体見られるの嫌いなの

シンドバッド

強情な女だな

ジュラル

ﾌﾝ

ジュラル

私は貴方の顔なんて見たくないわ

ジュラル

何しに来たかは知らないけど、もう出て行って

シンドバッド

今夜祭りがあるからと誘いに来たが、来てくれなさそうだな

シンドバッド

ジュダルが傍にいる時の君は好きなんだが笑

ジュラル

くたばれ

アリババ

どういう意味ですか？

シンドバッド

ん？言った通りだよ

シンドバッド

ジュダルが近くにいる時は、洗脳されている時以外は優しくて寛大な女性なんだ

シンドバッド

今のように、ジュダルがいない時は、そのストレスのせいか…少し乱暴になってしまうだ、笑

アリババ

少し、？

ジュラル

ｷﾞﾛ

アリババ

こわ…

シンドバッド

じゃ後はアリババくんに任せたよ笑

アリババ

任されました笑

ジュラル

貴方も自分の部屋戻りなさいよ

アリババ

ほらこれ

アリババ

塗り薬

アリババ

たまたま持ってたからさ使えよ笑

アリババ

人に見られんのはいやなんだろ？

ジュラル

…えぇ、

アリババ

それと、弟守るために出来た傷って言ってたじゃん？

アリババ

俺、すっげーかっこいいと思ったよ

アリババ

女の子なのに、守るもんのために必死でさ

ジュラル

(…初めて、言われた…)

アリババ

でも、真新しい傷は、シンドリアの兵士がやったもんだろ

アリババ

お前が煽ったんじゃねぇのか？

ジュラル

そうよ

ジュラル

鬱憤が晴れれば、ジュダルへの恨みも少しは薄くなって…

アリババ

違ぇだろ

アリババ

シンドリアでのそれは弟のためじゃねぇ

ジュラル

アリババ

ただの自傷行為だ

アリババ

弟を理由に正当化して自分を傷つけてるだけだ

アリババ

それは、かっこよくねぇよ

ジュラル

……そうね、

ジュラル

あの子を理由にするなんて、悪いことだわ…

アリババ

そうだよな笑

アリババ

だからこんな真似は金輪際…

ジュラル

これからはあの子を理由にしないわ

ジュラル

自分がされたいからする

アリババ

…んんん？それはまた違うっていうか…

アリババ

なんでそんなことするんだよ痛いだろ？

ジュラル

…痛いのは慣れているわ

ジュラル

だから、ないと不安になる…

ジュラル

ジュダルが傍にいないのも不安で、不安で、死にたくなるわ…

ジュラル

貴方にこの気持ちが分かる？

アリババ

分かるわけねぇだろ自分を傷つけたいなんて

ジュラル

……、

アリババ

でも、家族と離れる痛みは知ってるぜ

アリババ

俺も、家族が死んで、兄弟と離れて暮らしてたから

ジュラル

バルバット王国第3王子アリババ・サルージャ…かつて下女だった女が先王の御手つきとなり生まれ、以降スラムで育った

ジュラル

出来の悪い兄弟達を見て先王はバルバットの行末を心配し、あなたを連れ戻した

ジュラル

イスナーン様が利用していた子供が貴方の兄弟だっけ？

アリババ

なんかすげぇ知られてる…

ジュラル

一応洗脳されている時に聞いてたから

ジュラル

記憶も朧気だけど

ジュラル

いいわよね貴方は

ジュラル

自分の王国ほっぽってシンドリアでぬくぬく過ごせているんだから

アリババ

なっ

ジュラル

私は違う

ジュラル

あの子は私の全てなのよ

ジュラル

両親を幼い頃殺されてから、あの子だけは失わせないと思って、奴隷になってでも傍にいるの

ジュラル

それを軽々しく私の気持ちが分かるなんて言わないで睨

アリババ

親…殺されたのか…

ジュラル

…えぇ、私が子供の頃に目の前でね

ジュラル

あの忌々しい魔女が、ジュダルというマギを欲しいからと、両親を殺し、村の人々を殺し、私も殺そうとした睨

アリババ

魔女って、誰だよ…

ジュラル

アル・サーメンの首領よ！

ジュラル

いつか私が必ず殺す相手よ

ジュラル

貴方もバルバットを大切にしているなら、その国をめちゃくちゃにしたアル・サーメンの首領くらい覚えておきなさい

アリババ

でも、お前アル・サーメンの味方だって

ジュラル

今は従ってるだけよ

アリババ

(…凄く…憎しみに囚われた目…カシムみてぇに…)

ジュラル

(あの子も…私のように憎んでいるでしょうね…今も…)

ジュラル

(昔の約束なんて、覚えていないでしょうけど…)

アリババ

(あれ…顔が穏やかになった？懐かしんでいるような…)

アリババ

俺、毎日ここ寄ることにした

ジュラル

やめて

アリババ

俺が傷つけさせない

アリババ

お前の望みだとしても

ジュラル

…(なんでそんな無意味なことをするのか…)

ジュラル

(暇なのかこの子は)

アリババ

それに、俺の事ばっか知られてるのは癪だしな

アリババ

ジュラルのことも教えてくれよ笑

ジュラル

なんで私が…

ジュラル

それに、私は貴方ほど私としての人生を生きていないの

ジュラル

好きなことも趣味も何も無いわよ

アリババ

なら探そうぜ笑

ジュラル

アリババ

俺やアラジンの話もするし、退屈させねぇから

アリババ

な？笑

ジュラル

…もう聞き飽きたわ

アリババ

た、確かに

アリババ

(ここ半年ずっと俺の話しかしてなかったし、)

アリババ

でもまだ話し足りねぇし💦

ジュラル

(…どうしてこの子は私に構うの…)

ジュラル

(奴隷なんか、ほっとけばいいのに…仲良くなりたいとか、話したいとか…)

次回♡5

ジュダルの姉

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はぁ、、好き。。。ほんとに見てて楽しいですL👀k次も楽しみにしてます！

凛🐶

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