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【○○ side】
その夜、○○はひとりでベッドの中にいた。
あなた
涼ちゃんの優しさ、 もっくんのまっすぐさ、 ひろぱの熱さと不器用な愛情。
どれも違って、どれも好きで でも、その「好き」の質は、少しずつ違ってきている気がした。
頭の中で、藤澤の声がよぎる。
「誰かにゆれてるでしょ?」
あなた
名前を胸の中で呼ぼうとして、止めた。
怖かった。 選んだ瞬間、残りの二人が遠くに行ってしまいそうで。