第5話
☆
西畑大吾
上田はる
姉を失った妹である彼女を 慰める
振りをする、
だって、俺は、
殺して何も後悔はなかった、
はるのためになら、 なんでもする、
やから俺の言うことを いつ捕まるかわからへん 俺の言うことを、
1個でいいから聞いて欲しい、
西畑大吾
上田はる
西畑大吾
上田はる
上田はる
上田はる
西畑大吾
そうやよな、
俺より純粋で、
素直なはるは
人を傷つけるようなことは 絶対に言わへん、
そんなことは とうの前から知ってる、
上田はる
上田はる
はるの顔が近づく、
西畑大吾
はるを突き放すように 避けてしまう、
ハッとして、
西畑大吾
一言、小さく謝る、
上田はる
上田はる
上田はる
なんで俺の事、
疑わへんの?
だって俺って証拠は
はるの周りにしっかりと ばらまいてあるんやから、
気づいてるん?
気づいてないん?
教えてや、
はるは何をどこまで知ってんの?
今日の大ちゃん、 なんか変だった、
上田はる
雨の降る中、
傘をさしているのに、 肩が濡れながら、
家にとぼとぼと向かう、
そんな時、
プルルルル
カバンの中から着信音がする
上田はる
電話の相手は刑事さんだった、
「犯人が特定出来ました」
上田はる
「〜〜〜」
上田はる
傘が手からするっと 離れ落ちる、
時が止まったの?
大型のドッキリ?
もう分からないよ、
こんなこと信じたくないよ、
傘を落としたまま、 雨にずぶ濡れにされながら、
その場に崩れ落ちて、
声もなく泣いた、
本当に犯人は、
“大ちゃん、、、なの?”
“嘘だって言ってよ、”
“夢を見てるって言ってよ、”
“さっきの嘘つきの話は、 たまたまだって言ってよ、”
第6話まで
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コメント
12件
もうバレたか…、でも大ちゃんがあんなことしちゃったのも無理ないしぁ、
風邪引いちゃう💦(おい、そこか?)はるちゃんのお姉さんが あんなこと言っちゃうから、、、