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バットエンドでお願いします
めちゃめちゃ迷うのでどちらも作って欲しいです、、、! でも、、バットエンドとか泣いちゃいますよおお😭😭
可能でしたらどっちも、、 まってまって泣いた。涙腺と涼ちゃん帰ってきて。。🥺
若井side
大森.
家に着いて開口一番元貴が俺にそう聞いてきた。
俺は全部話した。
涼ちゃんが前から忘れっぽくなっていたこと
脈拍が速くなっていたこと
その症状が忘命性障害の症状と一致していたこと
涼ちゃんが忘命性障害なのではないか、 だから迷惑かけたくなくてMrs.GREEN APPLEをやめるなんて言い出したんじゃないかと言うこと。
元貴は否定したりせず、相槌を打ちながら真剣に聞いてくれた。
そして俺が話し終えると、 「それはいつごろから思ってたの?」 と聞いてくる。
「五日位前から。」 俺がそう答える。
元貴は少し考える素振りを見せて言った。
俺の目を見て話し始める。
大森.
大森.
大森.
元貴の目に薄い透明の膜が張る。
それを見て見ぬ振りしたくて、俺は床のカーペットを見つめた。
元貴はそれでもなお俺に話を続ける。
大森.
大森.
大森.
大森.
元貴はそこで口を閉ざした。
薄い透明の膜が破れて涙が溢れる。
元貴の綺麗な頬を涙が伝ってカーペットに大きな水玉を残していく。
俺は何を言えばいいかわからなかった。
こういうとき涼ちゃんなら、元貴を救える言葉が言えるのかもしれない。
でも俺は元貴の背中を無言でさすることしか出来なかった。
“涼ちゃんにこのまま会えなかったら” “生きる意味を見失って自殺します”
ふいに、二つの言葉が頭をよぎる。
嫌な予感がした。
その予感は外れてあって欲しいと思う。
でもこういう時の予感があたることを、今まで生きてきた俺はよく知っている。
俺は泣いている元貴に向かって叫んだ。
若井.
若井.
大森.
藤澤涼架side
だれ?
さっきの人たちは誰なの?
だれ?だれ?
さっきまで、一体誰と話していたの?
寒い風に吹かれながら、知らない誰かと喋っていた。
なにか、大事な話をしていた気がした。
そして今走ってその二人の人たちから逃げて。
どうしようもなく胸が苦しくなる。
大切な誰かを傷つけた気がした。
きっと、僕の忘命性障害のせい。
忘命性障害は大切なものや人を忘れてしまう病気。
だからきっとあの二人も、僕の大切なだれかだったんだ。
Best Friends Foreverと、二人のうちのどちらかが言ったような気がする。
僕たちは、永遠を分かち合うくらい大切な仲間だったのに。
それを忘れてしまっていたなんて。
気づいたら涙が溢れていた。
違う、僕は泣く権利なんてない。 傷ついたのはあの二人なのに、なんで僕が泣いてるの?
でも、わからなかった。
どれだけ思い出そうとしても、泣いても、 誰と喋っていたのか、話の内容さえも思い出せない。
大切な人を傷つけたような胸の痛みだけが僕の中でどんどん大きくなっていく。
もう、だめだ。
何のために今まで生きてきたの?
何のために今まで頑張って走り続けてきたんだろう
ふと、歩みを止めてみる。
そこにあるのは大きな大きなビル。
ここから、飛び降りれば、この苦しみからは解放される…?
傷つけた二人をもう傷つけずにすむ…?
もう、忘れずに済む…?
そう思った時、僕はビルに向かって走り出していた。
『死』という甘い誘惑に誘われるように 僕はビルの屋上に登る。
柵の外に立って、大きな大きな深呼吸。
夜空は手が届きそうなくらい近くに見えた。
もう、何のために生きてきたか、思い出せないや。
そう思った僕は柵の外の両足を、空中に投げ出した。
目を閉じる。
その途端、自分の体に大きな衝撃が走った。
沢山の人の悲鳴を聞きながら、僕は意識を手放した。
こんにちは✨
1000いいねありがとうございます😭 感想もたくさんきていて、凄く嬉しいです✨
アンケートです。 これ、ハッピーエンドとバットエンド、どっちがいいですか?
感想で答えてくれるとすっごく嬉しいです✨
いいねと感想&アンケート、よろしくお願いします🤲
それではまた!