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…なんで、
どうして、…いないんだよ…
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…なんでよ。
なんでよ、…っ?
…わかってるくせに、…ッ
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…いや、…早く、
早くっッ…!
…報われないな。
いつまでたったって、報われないな。
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…っ、違う
違う。
だから、…っ、…ッ!
…大丈夫。
わかってるんだって、…っ
大丈夫、大丈夫。
落ち着いて、深呼吸
あれ、…?
…報われないな。
いつまでたったって、報われないな。
…っ、違う
違う。
だから、…っ、…ッ!
…大丈夫。
わかってるんだって、…っ
大丈夫、大丈夫。
落ち着いて、深呼吸
あれ、…?
息吸えない。
あれ、
なんで俺、こんな疲れてんだろ
あれ
あれ。
なんで、
なんで、…?
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、無駄じゃん。
いつかは、…すぐ崩れるって、
わかって、…る、のに
あれ、…
あれ
なんで…。
なんで、…あれ、?
何この水。
あぁ、…雨か。
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あはは、…wっ
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報われないなぁ。
なんでだろ
嫌いになりたいのにな。
あれ、…なんで、…?
あれ
苦しい
あれ…苦しくない
身体が冷たい
心が冷たい
あれ、…なんで
視界がぼやけるんだろ。
…あれ、
もう、息できない。
…もう、息したくない。
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もう、いやだ。
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雨が止んだ。
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気づいたら、
傘を差した君が立ってた。
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何をするまでもなく、君は隣に座ってきた
左肩が温かった。
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また、雨が降り出した。
傘が地面に落ちた。
…体が少しだけ、温かかった。
…っ、…ばか。
こういうところが好きなんだって、…っ
嫌いになれないんだって、…ッ
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結局、今日も息を繋ぐ。
こうやってまた、ぎりぎりのところで俺は生きちゃう。
君のせいで
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バタンッ
扉は閉ざされた。
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ごめんっ…ッ
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コメント
10件
最高すぎて、死ぬ、
はぁぁぁぁぉぁぁぁぉぁぁ、 最っっっ高ですっっっっ!
最高だねぇ、