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五日で何かは変わるのか

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五日で何かは変わるのか

5 - 5話 死ぬと決めると投げやりになるらしい

♥

112

2021年10月09日

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5分の2日目、午前10:00

伊地知 潔高

狗巻術師、おはようございます。

狗巻 棘

いくら

伊地知 潔高

えー、今回は狐小路で出たという推定準一級呪霊の祓いをお願いします。

こくこくと頷いて了解を示す。

伊地知 潔高

では現場まで送りますので乗ってください。

狗巻 棘

しゃけ

10分ほど車に揺られていると、所々錆びたシャッターの見える古びた商店街が見えてきた。

伊地知 潔高

こちらです。

狗巻 棘

高菜ぁ…

伊地知 潔高

…狗巻術師なら大丈夫だと思いますが、無理はしないようお願いしますよ。

狗巻 棘

しゃけ

伊地知 潔高

では、帳を降ろします。

伊地知 潔高

_闇より出でて闇より黒く
その穢れを禊ぎ祓え

ごぽっと音がして空を見上げると暗く染まっていくのが見えた。

伊地知 潔高

_御武運を

辺りが完全に夜闇に包まれた。

呪霊

お兄ぃぢゃぁあん

呪霊

あ゛ぞんでぇぇ

雑魚だな。

本命じゃない。

ならばここは体力を温存しておくが吉だろう

内ポケットから短刀を取り出して振りかぶる。

切った

____と思った。

狗巻 棘

っ…!?

刀を振り下ろし、刃が呪霊に届く寸前、

ぱしゃりと妙に軽い音がして呪霊の姿が溶けた。

そうか。

全てはブラフ。

俺の注意をこちらに向ける為の囮!!

一級呪霊

あ゛ぞぼぉお

背後から本命の気配がした。

反射的に地面を転がり、距離を置く。

先程の囮はきっと術式だろう。

だとすると本命は一級だ。

一級呪霊

あぞばないの゛?

鋭い爪を閃かせながら此方へ向かってくる一級呪霊。

『動くな』!!

狗巻 棘

っ…げほっ

喉が痛んだが、休んでいる暇は無い。

『潰れろ』

ごちゃっと嫌な音がして呪霊の残骸が地へ散らばる。

狗巻 棘

げほっげほ…っぁ…かはっ…

地面が血の色に染まっていくのを見たまま、呼吸を落ち着ける

一級呪霊

ねぇ゛…

狗巻 棘

!?

は?

何かの声がして、顔を上げると先程ぐちゃぐちゃにしたはずの呪霊がいた。

『消えろ』

殆ど投げやりになっていた。

呪霊の方はもちろん今度こそ偽り無く消えた。

案の定喉も潰れた

狗巻 棘

…っえ゛っ…

横向きに倒れ、口から血を流す。

喉に血が詰まって息ができない。

酸素が足りなくなって意識が朦朧としてきた

五日経つ前に死ぬのか…

ごめんね____

07Gl07GY07K7____

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