5分の2日目、午前10:00
伊地知 潔高
狗巻 棘
伊地知 潔高
こくこくと頷いて了解を示す。
伊地知 潔高
狗巻 棘
10分ほど車に揺られていると、所々錆びたシャッターの見える古びた商店街が見えてきた。
伊地知 潔高
狗巻 棘
伊地知 潔高
狗巻 棘
伊地知 潔高
伊地知 潔高
ごぽっと音がして空を見上げると暗く染まっていくのが見えた。
伊地知 潔高
辺りが完全に夜闇に包まれた。
呪霊
呪霊
雑魚だな。
本命じゃない。
ならばここは体力を温存しておくが吉だろう
内ポケットから短刀を取り出して振りかぶる。
切った
____と思った。
狗巻 棘
刀を振り下ろし、刃が呪霊に届く寸前、
ぱしゃりと妙に軽い音がして呪霊の姿が溶けた。
そうか。
全てはブラフ。
俺の注意をこちらに向ける為の囮!!
一級呪霊
背後から本命の気配がした。
反射的に地面を転がり、距離を置く。
先程の囮はきっと術式だろう。
だとすると本命は一級だ。
一級呪霊
鋭い爪を閃かせながら此方へ向かってくる一級呪霊。
『動くな』!!
狗巻 棘
喉が痛んだが、休んでいる暇は無い。
『潰れろ』
ごちゃっと嫌な音がして呪霊の残骸が地へ散らばる。
狗巻 棘
地面が血の色に染まっていくのを見たまま、呼吸を落ち着ける
一級呪霊
狗巻 棘
は?
何かの声がして、顔を上げると先程ぐちゃぐちゃにしたはずの呪霊がいた。
『消えろ』
殆ど投げやりになっていた。
呪霊の方はもちろん今度こそ偽り無く消えた。
案の定喉も潰れた
狗巻 棘
横向きに倒れ、口から血を流す。
喉に血が詰まって息ができない。
酸素が足りなくなって意識が朦朧としてきた
五日経つ前に死ぬのか…
ごめんね____
07Gl07GY07K7____
コメント
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な、なんの暗号…?