みあん
みあん
みあん
みあん
※イジメ、ダメ絶対。
恋論
恋論
僕こと青桜 恋論はふとそう思った。
僕は小学校高学年くらいからずっとイジメられている。
理由は分からない…
今は学校への通学途中。
まだ朝早いためか、他に学生はほとんどいない。
恋論
僕はいつまでイジメに耐えつづけなければならないのだろう。
高校に上がったらさすがにもう辞めてくれると思ってた。
でも、全然そんなことはなくて、
高1になった今も尚イジメは続いている。
クラスメイトは見て見ぬ振り。
友達なんて一人もいない。
あ~あ、もう着いちゃった。
ジゴク 学校に__
下駄箱で靴を履き替える。
ガサッ
恋論
恋論
昨日帰ったときはなかった。
いつ入れられたのだろう……?
『朝のHRが始まる前、校舎裏に来てください』
どうせアイツらからだ。
取りあえず、鞄を置きに教室へ行こう。
僕の言うアイツらとはいつもイジメてくる
世界のモブ子・俺モブ・モブですが何か
の三人組のことである。
そして恐らく世界のモブ子がリーダー。
あっという間に教室へ着く。
ガラッ
ガラッ
恋論
恋論
アイツらの鞄がある。
恋論
もう一つ、鞄の置かれた席がある。
あの席は確か
恋論
一度も話したことは無いが、
噂に寄れば“不良”らしい。
しかし顔はムカつくほどかっこよくて、
ファンクラブまであるそうだ。
いつも遅刻ギリギリに来るのにどうしたのだろう?
恋論
恋論
アイツらと手を組んだ……
とか?
恋論
行きたくないけど、
行かなかったら行かなかったで何かされるだろうし……
恋論
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これで今年何回目のため息だろう。
みあん
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みあん
みあん
みあん
みあん
みあん
みあん
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