俺は今日もいつも通りディスクに向かって仕事をしているとドアが叩かれた
コンコン
tn
誰や?
ut
僕でーす
tn
あぁ、大先生か
tn
どうしたん?
ut
書類できたんで持ってきました
tn
…これ、昨日までのやつやったよな?
tn
なんで今出しとるん?
ut
ウッちょーと忙しくてー💦
少し気まずそうに話す彼に俺は冷たい言葉をかけることしか出来ない
tn
はぁ、中身も間違えてるとこあるしなんなん
ut
ごめん
tn
…謝ることしか出来んとかほんま無能やな
ut
ッ…
そんな顔しんといてくれ、
tn
はぁ、もうええわこれはやっとくではよ今日の分終わらせろや
こんなこと言いたいんちゃうのに
ut
すまん、
ガチャ、バタン
tn
ごめんな、大先生
tn
でも…そんな顔されると自分が余計に惨めに思えてしまうねん、
tn
はぁ、書類終わらせんと
そんなことを言いながらディスクに体を向け書類の修正、他の隊員の書類をまとめる
カタカタカタ
そんな風に生活していたらある日彼にも自分にも限界が来た
いつものように仕事をしているとインカムが鳴った
ピッ
皆さん至急会議室に集まってください
インカムに流れてきた天の声が少し怒っているような
泣きそうな声が聞こえすぐに仕事を切り上げ会議室に向かった
会議室に着いた途端みんなの目が俺に向いた
kn
なぁトントンお前なにしたかわっとるん!?
コネシマの言ってることが分からずなんで怒っているのか理解ができなかったが
すぐにコネシマが
kn
お前が大先生を追い詰めたんやぞ!?
そんなことを言ってきた
ci
なぁ、トントンなんで大先生が〇にたくなるまで追い詰めたん!?
チーノの言葉を聞いた途端
tn
俺の言葉で〇たくなるまで大先生を追い詰めてもうたんか、ボソ
そう呟いたすぐに今まで自分に思っていたことを言われてしまった
zm
何が無能や、大先生よりトントンお前が1番
無能やないか…
syp
ゾムさん!そんなこと言っちゃダメですよ!
tn
ッ!
tn
わかっとるわ…
そんなこと
tn
そんなこと、俺が一番わかっとるわ!
tn
俺が無能やってことも、俺がお前らの為になんも出来てへん事も一番わかっとる、
gr
そんなこと!)
tn
やから!今まで完璧でいようと、有能でいようとやっとったんや!
tn
…なのに、人気者はええなwみんなに心配して貰えて、俺が欲しかった言葉かけられて信頼されて、w
tn
ほんま、羨ましいわッ (´;ω;`)
wrwrd
え、
tn
あれ?w
なんで?泣きたくないのに。 泣く資格なんて俺にはないのに。
tn
なんで目から水が出てくるんや?( ´•̥ω•̥` )
止まれよ
gr
トン氏、
tn
すまん、部屋戻るわ、
止まれや、
gr
待つんだゾ!
tn
何、グルさん
止まってくれ!
ギュッ