桃赤
桃
太陽が沈みかけ、オレンジ色に染まる世界の公園の中で俺は泣いていた
そんな俺に近づいてきて、頭を撫でてくれたのは2つ上の兄ちゃんで
赤
差し伸べられた手に自分の手を置けばギュッと握られ兄ちゃんの暖かさと優しさを感じた
桃
座り込んでいた体を起こし、兄ちゃんと一緒に歩く
赤
その言葉にコクリと頷けば兄ちゃんはニッコリと笑った
赤
桃
そんな会話をしながら、2人で手を繋いで家に帰った
ピピピ…ピピピ…ピピ…
桃
……なんだか、懐かしい夢を見た
体を起こして隣を見ると居たはずの兄ちゃんがいなくて、ボーッとしながらスマホを見つめてベッドから降りる
部屋を出て冷たい廊下を歩いてリビングへと向かう
髪をかきあげながらリビングに入るといつも通り笑顔で迎えてくれるエプロン姿の兄ちゃん
赤
「あけおめ〜」と八重歯を見せながら笑う兄ちゃんに
桃
自分も目を伏せて笑い返す
紫
ダイニングで座っているなーくんは新聞紙から視線を外して優しい笑顔を向けた
桃
なーくんにも同じ様に笑い返してソファーに腰掛ける
赤
紫
兄ちゃんがキッチンから顔を出して言うとなーくんは思い出したかの様に慌てて新聞紙を折りたたみ、残りのコーヒーを飲み干した
紫
紫
バタバタと慌ただしく鞄を持ってリビングから出ていくなーくんに「行ってらっしゃい」と見送りながらテレビをつける
桃
赤
桃
テレビを軽く流し見しながら会話を広げた
赤
桃
赤
桃
2人でふざけた会話をして、時間をやり過ごす
桃
赤
桃
赤
桃
支度が終わったのかエプロンを取ってこっちに歩いて来る兄ちゃんを見つめる
赤
困った様な、呆れた様な顔をしながら隣に腰掛ける兄ちゃんは
赤
膝の上で頬杖をついて口角を上げた
桃
赤
ソファーに寄りかかり、首の後ろに手を組んで笑ってやれば逆に笑い返されて2人で楽しい時間を過ごした
~ end ~
続き思い浮かばなくて無理矢理終わらせました
あの、、皆さんって桃赤以外の投稿ってお望みでしょうか…?
今書きたい衝動に駆られていまして
コメント
14件
私に橙赤を恵んでくださいこはなまる様…
大好きな兄弟パロに大好きな桃赤に大好きな作者さんは言葉に言い表せないくらい最高です😭 こはなまるさんの作品なら全部愛せる自信がありますのでぜひ、見させてください🙇💓