君
はっとして、キョロキョロする。
ダサい、と知っているけど、 君の声が聞こえた気がして。
神様。
僕はひたすら願う。
夢の中だけでいいから、 君と会わせてください。
僕
願ったのに、無理だと自らさとる。
なにをやってるんだ、僕は。
そう思うが、願うのをやめられない。
僕
人のいない路地に、 僕の声がこだまする。
僕
僕
だけど。
僕
僕の声は、泣き声とともに、 こだました。
温かさと優しさ包まれている。
そんな空間にいる。
僕
ふと、人の気配を感じてふりかえる。
そこには、
君がいたんだ。
会いたくて、でも会えなくて、 僕が殺してしまった愛しい君。
これは、夢?
僕
溢れ出る謝罪の言葉を取れめられない。
僕
君
僕
君
一瞬だった。
もう君の身体は透け始めている。
僕
君
君
僕
君
僕
僕
だって、きっとウソじゃないから。
君と、分かりあえたから。
僕
もしも魔法が使えたなら、
どんなことを望むだろう。
きっと僕は、
君といつか、一緒になれることを 望むだろう。
もしも魔法が使えたなら、
どうするのだろう。
私なら、君と一緒に笑い合うことを 望むだろう。
コメント
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こんにちは、Luriです。 もしも魔法が使えたなら。を、完結させることができました。ありがとうございました。新しい恋愛話も考え、書いていきたいと思います。 意味怖などもよろしくお願いいたします。ありがとうございました。