テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

ゼル

今日は、ゼルです。

ゼル

今回ですね、抹茶🍵さんが拡散希望の題材に基づいた物語で、死にたがりの君と死神ゼル視点の続編となります。

ゼル

え?なんでそんなのやるの?

ゼル

そう思った人は…動物愛護センターで殺される動物の身になってこい。

ゼル

とまぁ、ちょっとした暴言は放っておきまして、その題材です。
流石に写真まで使いたくないのでね、文字だけです。

ゼル

この文字の他に、引っ越しの断捨離だとか言って、ゴミ袋に入れられた猫さんの写真があるですが、酷い以前に猫が可愛いと思ってしまったので出しません。

ゼル

(ゴミ袋に入れられてる事に関しては怒りしかないけどな。)

ゼル

(猫は可愛い。
犬も可愛い。)

ゼル

てか、犬臭かったからって洗濯機で洗うって馬鹿かよ。
普通、人の手で洗うだろ。

ゼル

犬飼ってるけどな、こんな洗い方したら死ぬぞ。
…ま、当たり前。
なんで、んな阿保な洗い方思いついた?

ゼル

…そういや、首って切り落と…あ、アレとかなら出来るか。
…しかし、始末面倒だと思うがな…。

ゼル

さってと!
ま、結構動物虐待してるんで、この人拡散希望です。

ゼル

警察にでも通報する案件です。
愛護団体が知ったらどうなりますかね?…絶望だろうな…。

ゼル

あ、そうだ、この人のコメント欄に…。

ゼル

凄いねー、正論だ。

ゼル

しかも関西弁。

ゼル

いいですねー、このコメント。
しかし、みんな拡散お願いします!とはどういう事だ?

ゼル

ま、いいか。
普通に此方の気持ち代弁してるし。

ゼル

では、本編どうぞ!

ゼル

(後で虐待してる人の心境考えよっと。)

…冬の日、俺はただ暇潰しがてらに散歩をしていた。 その先で数匹の猫の霊が集まる段ボール箱を見つけた。

ゼル

妙だな…此処で死ぬ奴はまだ先のはずだが…。

ゼル

…おい、化け猫!

猫は一斉に振り向くと、俺を見るなり、樹の陰に隠れた。 仕方ないので、俺は鎌で樹をなぎ倒し、猫達に話を聞いた。

俺は猫語は知らん。 だが、霊体なら人語を話す為、分かる。 猫達は怯えてはいたが、俺がしばらく自分は猫達を傷つけないと説得すると、話をしてくれた。

猫は3匹いて、 白の一匹は車と衝突した事故死。 三毛の一匹は風呂場での溺死。 黒の一匹は飼い主による虐待死(主に殴られたりしたらしい。)

ゼル

(…なるほどな、ストレスの丸投げとして殺されたのか。)

ゼル

…なぁ、お前ら飼い主を恨んでるか?

猫達は皆、 「恨んでいない、大好きだ」 そう答えた。 殺されたのにも関わらず、飼い主を愛する、ある意味馬鹿かもしれないが、それほどまでに飼い主が好きだったのだろう。

ゼル

(…運命は飼い主次第…か。
まさにその通りだな。)

俺は、その猫達を少し撫でると、質問をぶつけた。

ゼル

…やり直したいとは思うか?

すると、 「やり直すのなら、主さんと一緒にいさせてくれ。」 そんな、暖かい、優しい言葉だった。俺はそれを了承し、猫達を冥界に連れていった。

その後、俺は三匹の飼い主を呼び出した。 ソイツからは動物の悪霊が沢山憑いていた。正直それだけでも、ざまぁみろと嘲笑う所ではあったが、猫達との約束通り、俺は

飼い主を殺害した。

「やり直すのなら、主さんと一緒にいさせてくれ。」 つまり、主を殺して冥界で永遠に会わせてくれという事。 彼等が飼い主をどうするかは分からない。 どうでもいい、罪を受ければいい。 俺は飼い主の魂を冥界の猫達がいるの所にぶちこむと、そこで封印した。

…まぁ、これで動物の大量虐殺事件は終わった。 それにしても、なんとなく疲れた。 俺は自分に憑いた犬の霊を撫でると、冥界へ行くようさし、別れた。

『思い』 それは時には恐ろしいモノになる。 憎悪、憤怒…それらは生きる者に存在する力でもある。 しかし、今回は猫達の思いは強かった。 恨むのではなく、直接手を下す凄まじい怒りと恐怖。 恨みはなく、怒り狂っていたと言える。何故自分達が飼い主の思い一つで殺されなければならないのか。 理不尽さと疑問で沢山だっただろう。

それを解き放つ時がようやく来た。 薄々猫達からは凄まじい憎悪は感じてたいた。 しかし、怒りで薄かった。 気づけなかったわけではない。 気づかないフリをした。 それが、猫達にとって最後の幸せだったから。 大好きと言ったのは、殺したい程に大好きだったから。 …そう考えれば、思いはおぞましいモノになる。

思いと言う名の憎悪はまさに、

不滅

そう言える。 憎しみが強ければ強い程、消える事のない憎悪…。 俺はこれはとても好きだ。 その憎悪は実に面白いからだ…。

ゼル

…はい、終わりです!

ゼル

次?まぁ…下げて♥️50ですね。
優視点?ないです!

ゼル

所で…動物虐待は犯罪ですので、お気をつけ下さい。
いくらストレスが溜まっているとは言え、生きる者に八つ当たりはしないようにしましょうねー。

ゼル

では、アディオス!

学園生徒の日常生活記番外編(続編)

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

50

コメント

10

ユーザー

拡散ありがと…

ユーザー

俺もさ、昔家に帰ったらさ、ダンボールに血まみれの1匹の猫の死体があったんだ、可哀想だった、泣きそうだった、家の目の前に置かれてた、ほんとに、やめてほしい

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚