いつ振りだろう。
月光に照らし出されたのは
紛れもなく
ジョングク
パク・ジミン。ヒョンだった。
何でこんなところに、
あの時はごめんなさい、
今までどこ行ってたの、
言いたいことが浮かんでは消え、あまりに突然で、声が思うように出ない。
ジミン
ジミン
もち
ジョングク
でも、何か、様子がおかしい
ジミン
ジミン
ジミン
ジョングク
喋っている言葉は分かるのに、意味が全く頭に入らない。
まるで
ジョングク
まるで、赤の他人みたいな口振り。
ジミン
かくっと頭をかしげられる。
ジョングク
ジョングク
ジミン
ジミン
本当に困惑したような顔。
見たことの無い服。
知らない猫を大事そうに抱えて。
ジョングク
ジョングク
本物だってことぐらい嫌なほどわかりきっているのに、
脳は現実を拒否する。
ジョングク
ジョングク
ジョングク
ジョングク
ジミン
ジミン
ジミン
そうは言っても、ヒョンは間違いなくヒョンだった。
ジョングク
ジミン
???
もち
ジョングク
再び、ヒョンが来た方向と同じ方から声がする。
一人の男性が、歩いてきていた。
ジミン
???
ジョングク
???
やってきた男性は、僕の顔を見るなり硬直する。
ジミン
???
???
男性は急に歩を速めて一直線に向かってきた。
僕の目の前までやってくると、ガシッと肩をつかんで揺さぶる。
???
ジョングク
ジョングク
???
???
???
???
ジミン
なにも言えないまま男性に手を引かれて、連れていかれる。
ジョングク
ジョングク
???
テヒョン
テヒョン
ジョングク
ジョングク
テヒョン
テヒョン
テヒョン
テヒョン
テヒョン
よほど驚いているようだが、理解できなくって首を振る。
テヒョン
テヒョン
テヒョン
立派な一軒家の前に着き、そのまま入るように促された。
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続きみたいです!!!!!!