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ゆあん
うり
昨日から、いやもっとずっと前からかもしれない
やっぱり、おかしい
ゆあんくんの笑顔を見ると、声を聞くと安心するはずなのに
胸の奥がざらつく
うり
壁の向こうが白い、狭い
友達は?先生は?
誰の声もしない
おれとゆあんくんの2人きりになっちゃったみたいに
ゆあん
ゆあん
ゆあん
その言い方に違和感を感じた
世界がおかしいんじゃなくて
おかしいのは、ゆあんくん?
放課後、帰ろうとして足が止まる
帰るってどこに?
家は、たぶんある
でもその先が思い出せない
将来、進路、夢
何も思い浮かばない
まるで"奪われた"ように
うり
うり
ふと、隣を見ても
やっぱり微笑んでいるゆあんくん
ゆあん
ゆあん
息が詰まる
思考が止まる
うり
うり
否定も肯定もしない
揺らがない、焦らない
なにも変わらず笑ったまま
ゆあん
ゆあん
はじめて、ゆあんくんの笑顔が怖くなった
うり
うり
ゆあん
嬉しそうに目を細めてた
意味がわからなかった
未来は奪われたんじゃない
" 選ばせてもらえてない "
ゆあん
大丈夫じゃないよ