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琴音
先生
琴音
先生
先生
琴音
先生
先生
琴音
先生
琴音
先生
その手紙は龍成からの手紙だった
『琴音へ
ごめんな?会えなくなって
実は…俺、死んでたんだよ
病気で…学校で発作が起きて
そのまま…死んでた
死んだことに気付いて
自分が怖かった
死んでないと思いたくて
いろんな人に話しかけた
でも、誰一人気付かなかった
琴音が初めてだった
俺の存在に気付いてくれたの
すっげぇ嬉しかった
たくさん話せて楽しかった
それでな…俺、
お前が好きになった
今まで一度も人を好きになったことなかったのに
初めて好きになった
お前の笑顔
出来なくても諦めないところ
優しいところ
全てが好きになった
もっと話していたい
ずっと一緒に居たい
何度もそう思った
でも、俺は死んでるから
琴音とずっと居られなかった
ごめんな
最後にこんなこと言われても困るよな
だけど、忘れないでくれ
俺は、お前が好きだ
俺が生きられなかった分まで生きて
幸せになってくれよ?
龍成より』
琴音
先生
先生
琴音
先生
琴音
先生
先生
琴音
龍成は幽霊だったの
すでに死んでしまっていた
当時はあまりのショックに
泣くことしか出来なかった…