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大翔
なあ一緒になってくれないか
凛
いやよ
大翔
なんでだ
凛
いやったらいや
大翔
そんなこと言うのに僕がこうして会いに来るのも嫌がらないじゃないか
凛
だから嫌なの
大翔
わからないなぁ
凛
ほんと変わった人だね
別の日
大翔
あっ
凛の父
大翔くん！
凛の母
こんにちわ！
大翔
こんにちわ！
凛の母
元気そうね！
大翔
はい！凛さんに元気もらってますから！
凛の母
ねぇそういえばあの話本当なの？ものすごくありがたいんだけど
凛の父
おい！凛は嫌がってるんだぞ！
凛の母
でも方法はこれしかなのよ！
大翔
大丈夫ですよ！僕には身内もいませんし！
凛の父
大翔くん、すまない
大翔
任せてください！絶対幸せにします！
それから彼女が寝ている間に勝手に一緒になった
彼女は嫌がってたから起きたら怒るかな、でもいつもみたいに笑って許してくれるだろう
そう思ったんだけど
彼女が起きてから両親が話をしてそれを聞いたら激怒し号泣した
彼女は今日も泣き止まない
どうして彼女はこんなに悲しがっているんだろう
僕らはやっと一緒になれた彼女は幸せになれるのに
彼女を笑顔にするために心臓移植のドナーになったのに
僕はやっぱり分からない
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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