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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

研究所前の茂み

エアリー

よっしゃ!私の勝ちだ!

エアリー

…あぁ?研究所前に誰かいるぞ?

 

ジェミ

ひゃー!負けたぁー…!

スコル

早すぎんだろ…!

エアリー

おい…あいつ誰なんだ?

スコル

え、研究員じゃね?

エアリー

あぁ!?私と勝負したいのか!?

スコル

待て待て!リコが来てからだ!

エアリー

ちっ!まだかよ…!

 

ジェミ

…あ!リコ来たぁ!

リコ

はぁ…ちょっと休憩させて…

スコル

おう!3分間待ってやる!

エアリー

おい…私は早くあいつと戦いたいんd

ジェミ

ねぇ!おやつ持ってきたんだけど食べる?

エアリー

食べる!!

スコル

食べる!!

リコ

すごい食いつき…w

3分後…

リコ

…もう大丈夫!ジェミおやつありがとー!

ジェミ

いえいえ〜!

ジェミ

じゃあ行こっか!

スコル

おう!

4人同時に茂みから出る

 

バッカス

回想

ライ

実験として、お前たちはハンターを罵れ。

ライ

心理的変化によりどのように戦うのかを観察するためだ。

バッカス

(…罵るくらいどうってことねぇが…それによってハンターが強くなったら俺…やられるかもな)

エアリー

おい!来たぞ!

エアリー

研究か何か知らないが…

エアリー

サスペンダーを返してもらう!!

バッカス

…はっ!返してほしけりゃ俺と戦え。

バッカス

お前ら…何故このグループの分け方か知ってるか?

ジェミ

え!何だろ…あ!梅干し大好きグループ?

スコル

おい〜俺梅干しあんま好きじゃねぇよ〜

ジェミ

え?そうだったの?

バッカス

……ふっ…やっぱなw

「「「「?」」」」」

バッカス

お前らのグループはな!

バッカス

バカだけを集めたグループなんだよ!!!

「「「「…」」」」

スコル

…へ?

エアリー

はぁ!?!?

スコル

なんで俺がバカなんだよ!!何かの間違いだろ!!

バッカス

このグループ以外で、お前より頭が悪い奴検討つくか?

スコル

うっ…

バッカス

つかねぇよな??はは!

エアリー

てめぇ!バカにするのもいい加減にしろよ!

バッカス

バカに言われても説得力ねぇよ!w

エアリー

くそ!腹立つなこいつ!

ジェミ

あはは!あたしバカって自覚あるから傷つかないや!!

リコ

私ちょっと傷ついたわ〜…

ジェミ

パーカがいたら超能力で癒してもらえるのにね!

リコ

おぉ!確かに!w

バッカス

…ふん!バカとのおしゃべりは時間の無駄だ。

バッカス

…そろそろ始めるぞ。

エアリー

来いよ!ぶちのめしてやる!

エアリーが叫んだ瞬間、研究所から 一斉にオオカミが飛び出してきた

リコ

うわ!いきなり出てきたんやけど!

バッカス

まずは俺のところまで来い。それから相手してやるよw

スコル

おっしゃ!行くぞ!

「「「おー!」」」

10階

4mほどの高さの窓ガラスを開けて 外に出る

 

アーロン

両手を挙げる

操るかのように…

スウサの森

リアス

着いたわね…

ヴァル

あぁ…

茂みに隠れて様子を伺う

リアス

リアス

この人…前に会ったことあるわ…

リアス

ヴァル姉ちゃん…前より強そうで怖い…

ヴァル

…大丈夫だ。パワー系だろう…動きは鈍いはずだ。

ヴァル

こっちには素早いアクーリg

アクーリ

おっす!手紙でここに来いって言われたんだけど!

ヴァル

!?

リアス

ちょっと…!

アクーリは茂みから出て スターカイムに歩み寄りながら 話しかける

スターカイム

…遅ぇよ。タバコ3本も吸っちまっただろ。

リアス

もう!アクーリ!勝手に行かないでよね!?

アクーリ

はは!ごめんごめん!

スターカイム

お前…見るからにバカだけど…本当に頭の出来は普通なのか?

アクーリ

へ?俺??

リアス

アクーリは見た目はバカかもしれないけど、結構頭いいのよ!

スターカイム

ふーん…

スターカイム

このグループはな、頭の出来が平凡な奴だけが集められたものだ。

スターカイム

…普通って、無個性みたいなもんだよなw可哀想な奴ら!w

ヴァル

ピース

リアス

何言ってんの?普通=無個性は無理矢理すぎない?

アクーリ

うーん…俺はちょっと納得してしまったな!

リアス

もう!納得してどうすんのよ!

スターカイム

やっぱお前バカだな…w

リアス

あんたも!いつまでアクーリをバカにしているのよ!

リアス

そんなこと言ってないでもう始めましょ!!研究って言っても戦うんでしょ??

スターカイム

あぁ、そうだ。

スターカイムは片手を挙げる

すると、空から電流が 次々と飛んでくる…

リアス

!!

リアス

あんた…超能力者になったの!?

スターカイム

まぁな。お前らより性能の良い超能力者になw

スターカイム

さぁ…電気も溜まったことだし、始めるか。

 …

ヒュース

(……はっ!今何時!?)

時刻は11時を指していた…

ヒュース

(やってしまった…!!)

ヒュース

(…ちょっとだけ、顔を合わせに行こうかな)

俺はテレビとゲームの電源を付け 画面に手を伸ばす

 

パーカ

(…あれ、11時頃なら昼ごはんの準備をしているはずなのに…何も聞こえてこない…)

パーカ

(…ん?俺の机に何かある)

パーカ

(…手紙と封筒?)

折り畳まれた手紙を開く

『パーカ この手紙を見たのであれば、今すぐ元の世界へ戻れ。 ケディが研究所に連れ去られた。内容は封筒の中の通りだ。 お前はこの世界に来てはいけない。自分の命は自分で守れ。 ラース』

パーカ

!?

パーカ

(ケディさんが……!?)

パーカ

(どうしよう…助けに行きたいけど、ラースさんの言われた通りにした方がいいのか…!?)

パーカ

パーカ

(ダメだ…頭が回らない。一旦現実世界に戻って考えるか…)

俺は手紙と封筒を机の上に置いたまま リビングに向かった…

トスーの森

「「「「…」」」」

カクターン

はぁ…

カクターン

頭良い奴を罵るとか絶対効かないでしょ…(小声)

ラース

(…あいつ…人工的に超能力者になったな…前に会った時より覇気が違う)

カクターン

まぁ…とりあえず始めるか…

カクターンは森の木の幹を 何本も操る

ヤンサー

へ〜すごいねー

リーブ

う…なんか不気味…

レオナルド

エアリー

くそがぁぁぁぁ!きりがねぇ!

スコル

もう強行突破しねぇ?

リコ

それだけは絶対やめてぇ〜!

ジェミ

あはは!頭おかしくなりそう!

 

アーロン

…右…左……

アーロン

くそ!またやられた!

アーロン

リコが戦ってる最中 アーロンは他のオオカミを操り リコの背後を狙う

が…

ズシャッ!

リコ

…ん?もしかして後ろガラ空きやった?

スコル

おう、すきだらけだったぞ?しっかりしろよ〜!

と言いながら、スコルは短剣で 次々とオオカミを切り刻んでいく

アーロン

なんなのあいつ…視野広すぎるんだけど…

今度はエアリーの背後を狙う

エアリー

あぶね!!

エアリーはすぐに気付き、 オオカミの頬を殴った

アーロン

アーロン

はぁ…もう少し練習しとけばよかった…

すると、アーロンの身につけていた 無線機から声が聞こえてくる

バッカス

…アーロン。俺があいつらの気を紛らせる。その間に背後を狙え。

無線機でそう言った後 バッカスは指で輪っかを作り 息を吹きかける

細かいシャボン玉が ふわふわと飛んでいく

ジェミ

…あ!シャボン玉!!

リコ

え?なんで??

エアリー

あ!あいつが飛ばしてんのか!

スコル

ちょっと待ってwwシャボン玉が超能力??ww

スコルは戦うのをやめて爆笑する

バッカス

スコル

ショッボ!!w

そう言いながら、 後ろから襲いかかってきたオオカミを 短剣で切る

バッカス

チッ…後で覚えてろよ…………

 

ライ

…順調に戦っているな。後は録画した映像を分析するだけだ。

ライ

ハンターそれぞれの技・戦い方・心理的変化を映像を元に分析し、より高性能のオオカミを作り出す手掛かりを探す…

ライ

興味深いと思わないか?

ケディ

ライ

何だ。お前が一人は嫌と言うから特別に部屋に入れてやったんだぞ。何か問題でもあるのか。

ケディ

俺を超能力者にしたのは…あなたなのかい…?

ライ

バカな!俺は心拍数を上げる超能力の薬など作らない。

ライ

だが…作った相手に心当たりはあるな。

ライ

1ヶ月前に、この研究所を逃げ出した研究員がいてな、そいつが逃げている最中にバッタリ会ったが…既に超能力者になっていた。

ライ

それもただの超能力者ではない。俺と似たような超能力をを放っていたため、人工的に作られた超能力薬を飲んだのだろう…

ライ

その際に、お前の超能力薬を作って外に置いておいたのかもしれないな。

ケディ

そんなこと…俺に話して良いことなのか…

ライ

過ぎたことだ。もう俺には関係ない。

ライ

逃げ出した研究員はまだこの島にいるはずだ。オオカミは研究員以外を襲いかかるが…あいつはもう研究員ではない。

ライ

食料も尽き、体力がなくなり、オオカミに喰われるだろう…フハハ…

ケディ

でも、偶然ハンターの基地にたどり着くかもしれないよ。

ライ

基地までたどり着いたとしても、あいつは仲間にはならないだろう。とあるハンターを憎んでいるからな。

ケディ

とある…ハンター…

リアス

いやーー!ビリビリして近づけないじゃない!

スターカイム

仕方ないだろこれが俺の超能力だもん。

スターカイム

それに…水を操るお前の攻撃は全く効かないな!はは!

ピース

スターカイムがピースの方を見て 笑っている間に、ヴァルは 岩の塊を操りスターカイムに当たる

ヴァル

意外と硬いな…

リアス

も〜!何か油断させるものがあれば良いんだけど〜…

スターカイムは リアスとアクーリ目掛けて 電気を放つ

二手に別れて避けた先にあった 木に当たる

木はゴゴゴと音を立てて倒れいく

リアス

こんなの当たったらひとたまりもないわ!

スターカイム

そんなことは無いぜ?俺はまだ本気を出してないからな。

リアス

なんですって!

アクーリ

え!ビリビリが強くなるのか?どうなるのか気になるな!

リアス

こら!そんなこと軽く言っちゃダメよ!本当に強くなったらどうするのよ!!

リアスとアクーリの言い合いを横目で 見ながら、スターカイムは タバコを口に加え、ライターで 火をつけようとする

リアス

ライターの火がついた瞬間 リアスが火を全て奪い取る

リアス

ふん!油断してるからこうなるのよ!

リアスはマスクを外し 取った火を口に入れる

スターカイム

…まじかよ。

 

ヒュース

(落ち着け…何かいい案があるはずだ…)

…どうしたのヒュース、眠気が取れてないのかしら…?

ヒュース

…………あっ、ごめん母さん…ちょっと考え事してただけだから、大丈夫。

そう…

勉強もほどほどにして、息抜きにお父さんに買ってきてもらったゲームでもしたら…?

ヒュース

……うん、そうする。
…ごちそうさまでした!

俺は早々とリビングを出た

ヒュース

(せめて…母さんにバレないようにしないと…でも…何日も帰ってこれなかったら……?)

ヒュース

(…!!!)

ヒュース

(そうか!神様からゲームの世界に連れてもらえれば…時間は止まる…!!)

俺は祈るように手を合わせる

ヒュース

(お願いします神様……俺を…もう一度あの世界へ連れて行ってください…!)

ヒュース

ヒュース

……

ヒュース

………

ヒュース

(やっぱダメか…)

「ヒュース〜!  あなたの知り合いっていう  方が来たわよ〜?」

ヒュース

…ん?知り合い??

ヒュース

今行くー!

俺は自室を出て、玄関に向かった…

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