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💙

💙

あの!

💙

なんで……

💙

なんでこんなことするんですか池田先輩。

池田緑

どうしてって……

池田緑

まあ、君には目的が分かっているのだろう?

池田緑

だから僕の元へ一人で来た

池田緑

❤くんを置いて。

💙

そうですね、

💙

僕には最初からあなたの目的が分かっていました。

💙

何となくですけど

池田緑

うん、うん

池田緑

そうだよね

池田緑

僕たちは似たもの同士のはずだ

池田緑

だって

池田緑

同じ人を好きになったのだから

💙

やっぱり……

💙

貴方は最初僕に接近してきた

💙

急に来たから初めはこういう人だと思ってた。

💙

でも、僕は見たんだ

💙

明らかに❤くんに対する態度と他の人に対する態度が違いすぎる

💙

目が違ったんだ

池田緑

目か……

池田緑

君も思うだろう?

池田緑

好きなら自分のものにしたいという気持ち。

池田緑

愛するものを手に入れるためだったら何でもできる

池田緑

愛するものの顔をずっと見ていたい

池田緑

分かるだろう?

💙

思わないわけない!

💙

僕は❤くんのどんな姿も好きだ!

💙

誰かのために必死になれる

💙

それで自分のことは何も考えてなくていつの間にか傷ついてる

💙

そんな❤くんのことが好きだ!

💙

泣いてるのも怒ってるのも愛おしいと思える

💙

僕に笑いかけてくれるそんな顔が好きだ

池田緑

僕も同じだとも

池田緑

彼の笑う顔はもちろん好きだ

池田緑

でもそれは君に向けてだろ?

💙

……

池田緑

僕以外のやつに向けた笑顔なんて必要ない

池田緑

彼は僕だけに憎しみと嫌悪を抱いた表情を見せる

池田緑

その顔がたまらなく嬉しい

池田緑

笑顔はいらない

池田緑

僕に向けた僕だけのための彼からの感情がほしい

💙

そこが僕と違うんだよ!!

💙

僕は❤くんにはずっとずっと笑っていて欲しい

💙

❤くんが僕のせいで笑えないのなら僕は迷わず離れる

💙

❤くんの嫌がることはしない

💙

なんで分からないんだ……

💙

愛している人は守りたい、幸せにしたいと思うだろ!!

池田緑

理解し難いな

池田緑

彼の全てを欲しいという気持ちがなぜ分からない!

池田緑

生徒会長になりこの学園ごと彼を手に入れる

池田緑

もう僕以外は見えないようにすれば

池田緑

彼は僕以外の誰かに感情を向けることは無い

池田緑

彼は僕のものになるんだ……

池田緑

一番怖いのは嫌われることじゃない

💙

え?

池田緑

それが分からないのなら君と話す意味は無い

池田緑

彼はきっと分かるだろうね

池田緑

もっと愛するものを理解するべきだ

緑が去る

💙

一番怖いこと……

僕は❤くんに嫌われることが一番辛い、と思う。

💙

でも、

❤くんやあいつは違う。

なんだろう。

❤くんは僕を好きでいてくれている

僕も❤くんが好きだ。

お互いに嫌いだと言われたらもちろん傷つくとおもう。

嫌いになることは絶対にないけど。

僕は❤くんのことを知らなすぎる。

もっと君のことを知りたいよ。

今何を思っているんだろう。

何がしたいんだろう。

何がすきなの?

何されたら嫌がる?

どうしたら笑ってくれる?

長い間君と過ごした。

でも

分かっていることはほんの少しだけ

🧡

💙……

最終章 “ 大丈夫 ”〜自分達の物語〜

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