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草食系だと思ってた後輩はドSだった

四宮綾乃 16歳 高校3年生 陸上部で活発な性格

菊池俊 15歳 高校1年生 塩顔男子 陸上部の後輩おとなしい性格

先輩、すみません

手伝わせてしまって

綾乃

全然平気気にしないで

綾乃

2人で探した方が早く見つかるでしょ?

ありがとうございます!

俊の顔がぱぁっと明るくなる

私達2人は体育倉庫で探し物をしていた

俊はサッカー部の顧問の先生に明日の授業で使う器具を取ってきてくれ、と頼まれたらしい

なかなか見つからず困ってた彼を私が手伝っているというわけだ。

綾乃

あっ!あれじゃない?

綾乃

あの棚の上にあるやつ

ほんとだ

脚立持ってきますね

俊は脚立を持ってきて登ろうとする

綾乃

ちょっと待った

え?

綾乃

私が取ってあげる

いや、男の俺が・・

綾乃

いーの、いーの

(いつもはドジしてばっかだから、先輩らしいとこみせなくちゃ!)

気をつけてくださいね

綾乃は脚立を登り始める

綾乃

こんなのよゆーだよ

綾乃

わっ、ちょっ・・・

足がもつれ身体が倒れはじめる

(やばっ!、死ぬ)

綾乃

痛っ!・・・くない?

ふぅ・・・危なかったー

耳元で俊の声が聞こえる どうやら私は俊の腕の中にいるようだ

綾乃

きゃあ!

ちょっと

落ち着いてください

俊の手が私の口を覆う

綾乃

むぐっ

何してるんですか、

綾乃

むごごごー

あっ、すみません

俊はすぐに手をはなしてくれた

綾乃

はぁ、ごめんねカッコ悪いとこみして

(大好きな後輩にかっこいいとこ見せたかったのに)

カッコつけたかったんですか?

綾乃

うん、

綾乃

部活でいろいろ手伝ってもらったりしてたから

俺を喜ばせたかったんですか?

綾乃

そうっ・・・じゃなくて!

綾乃

その、お礼がしたかっただけだよ!お礼、

お礼ねぇ

綾乃

ていうか、あの・・・

綾乃

助けてくれてありがとうだけど、そろそろ離してくれないかな?

やだ

綾乃

えっ?

顔をあげると俊くんはいつもとはちがう笑みを浮かべていた。

第2話へ続く

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