※BL&暴力表現あり モブが最低な事言います 教室に入り、自分の机へ 向かおうとしたら 女の子2人が雑巾で ボクの机を拭いていた。
奏
陽香梨
すみれ
2人に声をかけると、 慌てるように 何かを隠した。 まぁ、バレてるけどね
奏
陽香梨
陽香梨ちゃんが何かを 言いかけた瞬間チャイムが 鳴ってしまった。
奏
陽香梨
すみれ
ボク達は席に着いたが、 10分待っていても 先生はまだ来ていなかった。
モブ1
モブ2
奏
ぼーっとしていたら、 教室の扉が開いた。
冬汰
担任でもあり、理科担当の 佐藤 冬汰(さとう ふゆた) 先生がヘラヘラしながら 入ってきた。 適当でチャラチャラ しているが、とても気さくで 男女関係なく生徒や 他の教師に好かれている。 ボクは苦手だけど…
モブ1
奏
冬汰
佐藤先生がそう言った瞬間に 一気にクラスは騒がしくなった 3年の5月に転入するなんて しかも名門校に… この時期に?
冬汰
佐藤先生がドアの方に 声をかけると、扉が開き、 女の子が入ってきた。 ボクは入ってきた彼女を 見た瞬間、小さい頃の記憶を 思い出した。
ー奏の回想
純ともう1人、ネファとは 幼馴染だった。 両親同士が高校からの 付き合いで、産まれた時から ずっと一緒だった。 ただ、小学生になる前 ネファは父親の故郷 アメリカに行く事に なってしまった
ネファ
純
奏
ネファ
奏
純
純はそう言いながら 目に涙を溜めて 溢れそうだった。 ボクは2人に泣き顔を 見られたくなくて、我慢して 笑顔でネファを見送った。
まさか、日本に 帰ってきたなんて… 母さん達言ってよ…… まぁ、あの人達の事だ 驚かしたかっただろうな…
ネファ
改めて、ネファを 見ると更に大人びていて カールがかかった 明るい水色髪のミディアムで 前髪をポンパにしていた。 でも、 いたずらっ子のような 無邪気な笑顔は変わらなかった 斜め前にいる純を チラッと見たら、 目を大きく開いて驚いてた そうだよね…二度と会えないと 思ったもん。あれから1度も 帰ってこなかったし
休み時間になり、ネファの 机の周りは人で溢れていた。 他のクラス、他学年も来ていた。
陽香梨
奏
陽香梨
すみれ
陽香梨
奏
陽香梨
陽香梨ちゃんが 何を話したかったか 改めて、聞いたら 歯切れ悪そうに 話そうとした瞬間、 かなでー!、と 明るく懐かしい声を した幼馴染に後ろから 抱きつかれた。 慌てて、ネファを見ると 無邪気な笑顔だった
奏
ネファ
奏
モブ1
クラスの女子が そう言った瞬間に空気が 氷のように冷えた。 最悪だ…しかも順を 巻き込んでしまった
ネファ
モブ3
モブ4
モブ3
ネファ
モブ3
キヨハラ
ネファ
キヨハラ
ネファ
キヨハラ
ネファ
純
ネファ
キヨハラ
ネファ
キヨハラ
ネファ
キヨハラ
ネファ
キヨハラ
ネファ
ネファはキヨハラの 首元を掴んで殴った 〜続く〜
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