由希
私が目に入ったあの人は私が知らない重い物語がある。
私が目に入ったあの子はこの世界に批判を抱いているかもしれない。
いつも話しているあの子も初めて会ったあの子も数えきれないほどの経験とストーリーがあって、この世の中に収まりきらないほどの感情を持っている。
これは生きていないとできないことであり、生きている人の特権でもある。
日々いろんなところでいろんなことが起きている。
私が死にたいと思った日に新しい命ができ、誰かが死にたいと思った時に私は生きることを決意した。
世界が平和だから生きていられるのかな。