ブーッ ブーッ──
S 💗
俺はころんを待っていた
あわよくば一緒に帰りたい
S 💗
俺は教室に鳴り響くバイブ音も
聞こえないくらいボーッとしていた
S 💗
S 💗
タッタッタッ──
S 💗
ᖇ ❤️
ᖇ ❤️
S 💗
ᖇ ❤️
ᖇ ❤️
ᖇ ❤️
S 💗
ᖇ ❤️
S 💗
スタスタスタッ──
S 💗
俺はふと屋上に目を向けた
S 💗
屋上では
ジェルがころんを抱きしめていた
S 💗
俺は全く無関係なはずなのに
心が痛くなった
S 💗
タッタッタッ──
俺は記憶から消すために急いだ
少し先に莉犬の背中を見つけた
俺はそれにめがけて走った
S 💗
タッタッタッ──
ᖇ ❤️
ギュッ──!
ᖇ ❤️
S 💗
S 💗
莉犬に向けた言葉は
嘘か本当か
俺にもわからなかった
ᖇ ❤️
ᖇ ❤️
S 💗
ᖇ ❤️
S 💗
俺は莉犬とファミレスに向かって歩いた
ᖇ ❤️
ᖇ ❤️
S 💗
莉犬との時間は好きだ
気をつかないで笑える
S 💗
少し先で揺れる影に
違和感を覚えた
ᖇ ❤️
俺の声に気づいた莉犬は
俺の目線をおった
C 💙
S 💗
S 💗
俺には無関係なことでも
気になってしまう
ᖇ ❤️
莉犬は不安そうに俺の顔を見た
S 💗
ギュッ──
俺はイタズラに手を繋いだ
ᖇ ❤️
S 💗
S 💗
俺は繋いだ手を上にあげて
ころんに見せつけた
C 💙
C 💙
それにころんは気づいた
ころんは俺から視界を外した
S 💗
S 💗
俺はなぜか
ころんの気を引きたかった
ᖇ ❤️
ᖇ ❤️
S 💗
ᖇ ❤️
S 💗
ᖇ ❤️
ᖇ ❤️
莉犬は申し訳なさそうに言った
S 💗
ᖇ ❤️
ᖇ ❤️
莉犬は俺の言葉を遮って言った
その顔は切なそうで悲しそうだった
S 💗
心当たりがありすぎて困惑する
ᖇ ❤️
ᖇ ❤️
莉犬のポンパドールが辛そうに揺れる
S 💗
ᖇ ❤️
今の莉犬には
俺の言葉すら届かなかった
S 💗
ギュッ──!
俺は莉犬を本心のまま抱きしめた
S 💗
ᖇ ❤️
S 💗
ずっと一緒だったから
1番近くにいてくれたから
俺は信じれた
...
はずだったのに
S 💗
スタスタスタッ──
S 💗
S 💗
朝、
ころんの肩に触れた時と違った
S 💗
小さくて、か弱くて
誰かが守らないといけないような...
そんな体をしていた
S 💗
S 💗
S 💗
ピコンッ──
S 💗
C 💙
S 💗
ころんからの可愛い文面も
俺は焦らされた
C 💙
S 💗
彼女はとてもテンションが高かった
C 💙
C 💙
S 💗
彼女に言われたことが
あまりにもダメージだった
S 💗
S 💗
S 💗
C 💙
C 💙
彼女は使いこなした絵文字を送ってくる
S 💗
俺はさりげなく聞いた
C 💙
C 💙
嘘をついてなさそうな様子に
さらに困惑する
S 💗
S 💗
俺はさらに質問した
C 💙
C 💙
彼女もジェルの良さを知ってしまった
きっと明日にでも...
そう考えるだけで辛かった
S 💗
C 💙
C 💙
S 💗
C 💙
絵文字も付けず送って来るLINEに違和感を覚えた
S 💗
C 💙
C 💙
C 💙
S 💗
S 💗
俺がため息をついた時だった
???
聞き慣れた声と呼び方に耳を傾ける
S 💗
タッタッタッ──
N 💜
N 💜
スカートを広げて俺にみせてくる
ななは俺の一個下の妹
天然でドジで本当に困る
S 💗
S 💗
N 💜
S 💗
俺がそう言うとななは顔を真っ青にした
N 💜
S 💗
S 💗
N 💜
N 💜
焦ってるななに俺は言った
S 💗
S 💗
N 💜
N 💜
ななは口をふくらませて怒る
S 💗
S 💗
N 💜
俺の言葉でななは頬を赤くした
N 💜
N 💜
S 💗
S 💗
俺の家は複雑な家庭だ
俺があの日...
会いに行ってしまったから
コメント
6件
((o(。>ω<。)o))ワクワク