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日記が、、泣くよこれ、、 続き待ってる!
なつ君の日記 ~…ッ、 続き楽しみですッ、!
日記で泣かすのずるいよぉ…めっちゃ泣いた
すち
俺は可笑しかった。
すち
いきなりその外に出て、
俺らの電話の終了を待っていた先生に
声をかけた。
医者
医者
そう言う先生の声はくぐもる。
それであっても、
俺の意思は、俺の思いは 変わらない。
それで俺が恨まれても、 そんなのどうだっていい。
俺は、みんなに
任されたから。
すち
すち
医者
すち
すち
俺は深々と頭を下げた。
医者
医者
医者
医者の顔色が変わった。
そしてくるりと振り返り 俺のもとを後にした。
俺は部屋に戻り、
らんが言ってた日記を探す。
すち
引き出しの一番下に、
それは大事そうに置かれていた。、
お気に入りのメーカーのボールペンと 一緒に。
結構の量はあった。
明日の集合について話すことを 連絡した後
俺はベッドの隣の椅子にすわり、
日記をぺらり、一枚めくった。
“共病日記”
7月9日
title 帰宅
やっといえにかえった。
家に帰ったら みんなが退院祝いつって 家に装飾してくれた
めちゃ嬉しい
やべー泣きそうw
でも恥ずかしいから辞めておいた
えーと…
共病日記は、俺の死ぬまでに起きたことを簡単に綴る日記
まぁ、なんかいいことたくさん起きるといいけどw
みんな、見てる?笑
7月10日
title喫茶店
えなんか、喫茶店に行った
んなんか、、美味しかったw
楽しかったwwww
また、来れたらいいな。
俺がもし生きてたら。
7月✖︎✖︎日
title 添い寝?w
久々にすちとねた。
あいつまじあったかいんよな。
でちゃんと話した気がする
なんかあいつといると
すげぇ泣きそうになる
なんかもう離れたくない
ずっと一緒にいたいよ…
七月十八日
title向日葵
なんか特に大したことなかったwwww
今日はみんなであのひまわり畑に行った。
変わらず暑いし空綺麗だし
ひまわりでかいしすげぇ
すちがおれのしゃしんたくさん撮ってくれた。
これで、お前がまた記憶なくしても俺を思い出せる?
wwありがとたくさん写真撮ってくれて
七月〇〇日
titleメール
ヤンキーから、すちのスマホに連絡があった。
すちは俺以外のみんなには話した。
なんで俺には話さないの?
頼りないかな
でも俺はすちを助けたいから そこへ行こうと思った。
7月⬜︎⬜︎日
titleらんにい
らんにいって呼ぶのおもろい。
えなんかさwらんにいってよぶとらん少し耳赤くすんのww
まぁな、俺ら最近知ったからなww
…で、余命のことを聞いた。
足が使えないらしい
それに余命が後1ヶ月もないって。
で、少し寝た
目が覚めたらすちがいて
起きそうだったから寝たふりしてた
そしたら
俺はずっとそばにいるって
すげぇ泣きそうだった。
ばかっ!ww
8月1日
title約束
8月13日に、夏祭りあるって
わぁっなつかしいw
またみんなで行けるなんて…
って思ったけどその時俺生きてるかわからねぇんだよな。
あ、悲しいわw
あーもう泣く泣く泣く
まじなく
やだ
みんなといたい
しにたくない
8月2日
title夢
なんか、俺の病気がない世界線の夢を見た。
すちもみんなも笑ってた
死にたくないけど
俺が昔から元気だったら
みんなは辛そうな顔してないのかな。
8月3日
titleカヌレ
すちがカヌレくれた!
こさめがつくったっていってたけど…
すげぇな普通に。
こさめほんとに成長したな…w
お前の方が歳上なのはおいておいて
本当にありがとう
こさめ
8月4日
title再び退院!
退院できるって!
先生も奇跡だって言ってた!
わぁい!楽しむぞっ!
…えなんか、帰る前に
後一週間って言われた
え、夏祭り行けないじゃん
なんで?
俺なんか悪いことした?
title続き
おれがしんだら みんなは、なにをしてくれますか?
ありがとう、と泣いてくれますか?
おれの棺の前で
おれを思ってくれますか?
おれはみんなが大好きです
少ない人生
みんなといれてよかったです
もうみんなと会えない
生まれ変わってもたぶん。
これからずっと。
だからってすぐに 追いかけてこないでよね
そんなことしたらおれ お前らのこと雲の上から、 落として返してやるよ
おれはもういないけど
ずっとみんなを見守っています
親愛なる仲間
いや家族のみんな
今まで本当に
ありがとう
(遺書?)
8月10日
title着物屋
後3日。
先生からは明日がリミットって言ってたけど
そこまで崩れてはない
てかおれは楽しみたいから
もう、意識させないでほしい
てかきものめちゃきれい。
またすちに恋しそうだった。
てかみんなにあってんね。
8月11日
title神
山を超えた
これからはもう いつかわからない
8月14日
title夏祭り
もうやばい
本当嬉しい
昨日死ぬ気で寝たら朝起きれた
よかった
夏祭りいける
さいこう
なきそう
ほんとに
よかった…
まぁ!きょうはおもいにたのしむ!
今日はずっと生きれますように
すち
おれはそれを読んだ。
夏祭りの朝で、それはとまっていた。
空いてるページには俺らの
似顔絵がたくさん描いてあった
それをぺらぺらとめくるうち
遺書らしきものが、 隙間から落ちてきた。