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隈取
おかしい
さっきまでキッチンで玉子焼き焼いてて…
火にかけたまま急に離れるような人ではないはず…
火を止めてちせを探す
隈取
隈取
案外すぐに見つかった
だがちせの状態が良くなかった
息は細くしているが気絶していた
俺は寝室までの経路の確保をしてからちせをそっと抱き上げベッドに連れていく
隈取
ちせ
隈取
隈取
ちせ
俺を見るなりちせは泣き始めた
隈取
俺は初めて泣くところを見せたちせにどうするべきか分からなくてとりあえず抱きしめた
ちせ
俺はちせの背中を擦る
ちせは一向に涙が止まらない
隈取
ちせは涙が枯れるほど泣き続けた
ちせ
隈取
ちせ
ちせ
隈取
隈取
ちせは俺の服の裾をぎゅっと掴む
ちせ
確かに俺らが4歳位の頃少し大きめの地震があった
それは俺も覚えている
ちせ
ちせ
ちせ
隈取
それは相当なトラウマだろう
隈取
隈取
ちせ
隈取
隈取
ちせ
隈取
俺はちせの頭を撫でる
ちせは寂しそうに笑う
そうか…
今日やっとちせのことがわかった気がする
ちせは
助けてほしかった
愛してほしかった
認めてほしかった
その寂しさを隠すために
演技をして自分ごと騙していた
隈取
ちせ
隈取
ちせは少し考えた後小さく頷いた
隈取
ちせ
隈取
ちせ
ちせは小さく呟いた
隈取
隈取
隈取
隈取
ちせ
隈取
ちせ