始めて僕が興味を持った人が君でした

僕は誰も信じない

たとえ友達であろうとも

先生だとしても

誰も信じない

信じたく"ない"

1時間目の途中僕は「だるい」とつぶやきながら席につく

先生はいつもの事だとため息をつきながら授業を再開させる

みんなが僕を無視しているようで嫌で嫌で肘に頬を置く（？）

彼は瑠羽くん 僕の友達…というか絡んでくるやつ

(´Д｀)ﾊｧ…

こいつといると疲れるな…

休み時間になると不思議なことに瑠羽くんの周りにたくさんの女子が沸く

隣の僕にとっては迷惑なものだ

僕がこうやって舌打ちをするとすぐに去っていく

珍しくしゅんとしてる…

僕は少しからかってやろうと思った

クソ野郎かよ

チッ

ああっ…！もう！むしゃくしゃする…

バタンｯ

何なんだよｯ！

クソが

やめろｯ

やめろよ…

やめてｯ

お願いします辞めてください…

嫌なことがどんどん浮かんでくる…

役立たずでごめんなさい

生きる価値のないゴミでごめんなさい

気持ち悪い顔でごめんなさい

ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい

謝るから、許してｯ

泣きながら眠ってしまったのかもう朝になっていた

それでもなぜか今日は行かないといけない気がする

理由も根拠もないけど僕の直感がそう告げてるのだ

一番顔を合わせたくなかったやつ…

隣の席だからいつかは顔合わせるけどさ…

いや、今から行ったら遅刻するから

マイペース超えて変人だろ、こいつ

本当に疲れる…

今日学校休めばよかったな…

朝の会終わったら帰ろ

特に何も起こらないし

前言撤回！なんか起こった！

ガラガラ

どんな子かな？

相変わらず乗り軽くてウザ

また目立つやつが近くに…

とことん運悪

トントン

なんで途中照れた？

まぁ、いいや あんま関わりたくないし

無視しちゃえ

てか、こいつ男だよね？制服ズボンだし…

女っぽすぎない！？

ガラガラ

うるさｯ

どう見ても遅刻だろ

いや、アウトだろ

なんでだよ！？

なんで僕が突っ込まなきゃなんねーんだよｯ！！

あ〜〜ウザい！

もう打ち解けてる…

はぁ…

僕も普通に生きてきたかった

♡600〜