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死ネタ

愛を嫌う/Writer Shawis

白布賢二郎

大嫌いだこの世界が

自分から逃げてしまうくらいに

白布賢二郎

やっと終わりだ

白布賢二郎

これでいいんだ

白布賢二郎

お前がくれた夢も叶わない

くだらないよな私の人生

本当は最期に伝えたいの

白布賢二郎

お前が好き

あなたが好き

ねえ

ごめんね

生きるだけでなんで

こんなにも辛いの?

白布賢二郎

((空っぽだ))

クラスメイト1

〜〜でさ、
本当に辛くてもうやだ・・・

クラスメイト1

もうタヒにてえよ・・・

白布賢二郎

((なんでこんな虚しいんだろ))

とっくに麻痺して

クラスメイト2

おい白布、聞いてんのか?

白布賢二郎

あ?悪い

白布賢二郎

聞いてなかった

クラスメイト1

辛いことがあって死にてえの!

白布賢二郎

・・・そんな簡単に言うなって

自分の痛みも分からない

あの日曇り空を見ていた

白布賢二郎

((俺のお気に入りの
空き教室に誰かいる・・・))

◯◯

お先に失礼してます

白布賢二郎

・・・俺も隣良い?

◯◯

もちろん

◯◯

あ、そうだ賢二郎、
写真撮ろうよ

白布賢二郎

写真?

白布賢二郎

なんで?

◯◯

・・・思い出に

白布賢二郎

・・・まあ別にいいけど

◯◯

やった

パシャッ

私と同じ目の

白布賢二郎

お前の隣なら笑っていれる

◯◯

そう?嬉しい

手を繋いでる

ギュッ

◯◯

私も、自然体でいられてるかも

白布賢二郎

そりゃどーも

白布賢二郎

((汚れた世界がはっきり見える))

恋した微熱

愛抱きしめる

ギュッ

◯◯

賢二郎、私タヒにたいんだよね

白布賢二郎

じゃあ一緒にタヒぬか?

◯◯

言葉は無くても私は分かる

◯◯

タヒんでくれるの?

白布賢二郎

ああ

◯◯

じゃあ・・・

一緒にタヒのうよ

って冗談

◯◯

なんてね

きっと2人とも本気だった

月が私の行き先を照らす

白布賢二郎

◯◯、また傷増えたな

◯◯

最近、お父さんもお母さんも機嫌
悪い日が多くてね

「生きたい」って想いが私を◯す

白布賢二郎

無理すんなよ

◯◯

ふふ、もう手遅れだよ

初めて心が息した二人

◯◯

『私、ほんとに賢二郎が好きだな』

白布賢二郎

『・・・知ってる』

◯◯

『知られてたかー(笑)』

耐えらぬほど愛し過ぎる日々

◯◯

『私さー、ついに両親に「タヒね」
って言われちゃったよ』

◯◯

『言われなくても
タヒんでやりますよーだ』

幸せも消えて無くなるなら

せめて幸せなまま

◯◯

『でもダメだよ』

◯◯

『君は生きなくちゃ』

白布賢二郎

『待て◯◯、今どこにいる?』

白布賢二郎

『何をするつもりだ』

◯◯

『我儘だけど』

◯◯

『私が生きた意味を
ここに残させて』

白布賢二郎

『ある、ちゃんとある!』

白布賢二郎

『ちゃんと残ってるから・・・!』

◯◯

『あっ、ねえそうだ』

◯◯

『笑ってる写真は
あれだけだからさ』

白布賢二郎

『そうだ、写真、現像したやつ
後で渡すから・・・』

白布賢二郎

『だから・・・』

◯◯

『賢二郎が撮った写真を__』

『グシャッ』

白布賢二郎

『◯◯?』

白布賢二郎

『◯◯?!』

『プツッ…』

『ツーツーツー…』

クラスメイト1

なあ、うちの学校の女子が
自◯したらしいぞ

クラスメイト2

あ、聞いたそれ

人はそんなに強くない

クラスメイト2

闇深い子だろ

クラスメイト1

でも可愛いんだよなー

クラスメイト1

お近付きになっておけば良かった

クラスメイト2

白布も聞いたことあんだろ?

白布賢二郎

・・・ああ、知ってる

白布賢二郎

((多分誰よりも詳しく))

本当は自分のことが大嫌い

白布賢二郎

1人で、なんて、な

クラスメイト1

自◯かー、俺はまだやり残したこと
しかねえから考えねーな

クラスメイト2

生きてるうちから考える奴も
そんないねえよ

クラスメイト1

それもそうだなwww

もしも神様がいるのなら

白布賢二郎

・・・耐えられねえ奴もいんだろ

白布賢二郎

((耐えたくない、
の方が合ってるか))

クラスメイト2

お前すげえ肩持つじゃん

クラスメイト1

なんかあんの?

白布賢二郎

・・・別に

人間のために世界を作った訳がない

目を背けた未来

白布賢二郎

((何の意味も無い))

近所の人1

まだ若いのに飛び降りなんて・・・

近所の人2

虐待されてたんですってね

白布賢二郎

((◯◯に出会えて良かった))

白布賢二郎

((悪くない人生だ))

怖くなる前に

月が私の行き先を照らす

白布賢二郎

生きたい

って想いが私を◯す

初めて心が息した二人

◯◯

賢二郎、ここ教えて

白布賢二郎

①の公式を代入

白布賢二郎

次に等式にして終わり

◯◯

あったま良いー

耐えらぬほど愛し過ぎる日々

白布賢二郎

幸せも消えて無くなるなら

白布賢二郎

せめて

幸せなまま

さよなら

タンッ

宙に舞った

空を飛んだ

白布賢二郎

今から生きる俺は自由だ

目を瞑った

白布賢二郎

◯◯、◯◯・・・

名前を呼んだ

白布賢二郎

お前がくれた愛は離さない

5秒間の私の人生

本当は最期に伝えたいの

白布賢二郎

お前が好き

◯◯が好き

ねえ

ごめんね

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