テラーノベル
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“物心ついた時には、もう既に全て奪われていた”
大切なものなんて、考えた事もないし、そんなの俺には無かった
全部どうでもいい、自分のことも、他人のことも 勝手に俺のことをどうこうしようと、抵抗もする意味が無かった
泥だらけの部屋、薄汚れた服、傷だらけの腕、隣の部屋にいた泣き叫ぶ奴
日を跨ぐごとに、この惨虐性に疑問を抱かなくなっていった
このまま、俺はこの穢らわしい世界で、そのまま終わると思っていた
アイツらと、出逢うまでは____
おおはらmen
「どうして君は…そんなに、希望を持った眼をしてるんだ?」 そんな疑問が俺の心の中で飛び交う
おらふくん
おおはらmen
その眼、その振る舞い……希望に満ちている、とても裏社会の人間とは思えない
…裏社会に住む人間は、大抵限りなく救いようのない、汚れた闇と過去があるものだ 俺だって、この組織の連中だってそうだ
おらふくん
おおはらmen
救いようのない過去が…
それなのに、それなのに…どうしてだろうか 君には希望の光のオーラを感じる
絶望しかない…この世界でな
おおはらmen
おおはらmen
でも、君のおかげで…この組織に少し希望の芽が出た気がしたよ、感謝する
おおはらmen
守る、絶対に、もう、失わない、手に入れたものは手放さない、奪わせない
おおはらmen
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コメント
3件
Men … 😭 何があったんや .. ⛄️を認めてくれたってコトかな ? 何にせよ⛄️がキラキラしてて 可愛いことに違いなし !! ✨
素敵です!
やばすぎて語彙力なくなるw