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ソレイユ・エトワール

…来てないのか。

12月という冬真っ只中の時

僕は今日も此処に来ていた。

 人が全然来ない海。

理由は分からない。

けれど、夜になると月がとても綺麗な場所だった。

そろそろ目に癒しを与えて欲しい。

ソレイユ・エトワール

…そういえば、彼の名はなんと言うのだろう。

僕は彼の事を好いているが、

彼は僕の事を覚えているのか

分からない

そもそも僕が人を好くこと自体おかしいのだ。

いや、そもそも彼は人なのか。

分からない

ソレイユ・エトワール

夜になったら気分転換に来よう。

そうして僕は、その場を後にした。

ソレイユ・エトワール

少し遅くなってしまったな。

海は。

月は。

どんなに悪い事をしても

深い

深い

深海の中に罪を引きずり込んでくれる。

明るく

儚い

光に罪を包み込んでくれる。

彼も同じだ。

測り知れない心の広さに。

全てを見透かす偽りの無い目に。

一目見ただけで分かった。

彼こそが本当の神であり、

星であり、

そして。

月に最も近い存在なのだ。

海月の下で僕らは出会う。 【月の満ち欠け】

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40

コメント

3

ユーザー

ちょ、マジで、見てなくてすまぬぅ。 いや、上手いんだけど。え?すごい。いや。すごい

ユーザー

今回のストーリーは1話とかで表すのではなく、 月の変化の順番で表すことにしました!是非これからも見続けてくれると嬉しいです!

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