もーりー
愁斗
愁斗
愁斗
ひでは 顔をしかめて痛そうに曲げる愁斗の顔をチラチラと見ながら 指を曲げ終わるのを待った。
愁斗
愁斗
もーりー
愁斗
もーりー
左手を優しく引っ張り 愁斗を自分に寄せ 無言で抱きしめた。
愁斗
もーりー
もーりー
もーりー
愁斗
愁斗
もーりー
愁斗
愁斗
もーりー
もーりー
愁斗
もーりー
何かあると笑顔で抱きしめてくれる ひでの温もりに いつも救われていた。
ひでがいると大丈夫だって思えた。 不安なんて消え去るような そんな気がした。
でもね、ひで。 俺は 同時に
申し訳ない気持ちが だんだん大きくなっていったんだ。
何もかもやらせる形になっちゃって ほんとごめん。
その日の夜
もーりー
もーりー
愁斗
もーりー
愁斗
パチッ(真っ暗な部屋)
愁斗
愁斗
もーりー
愁斗
もーりー
愁斗
愁斗
愁斗
もーりー
もーりー
愁斗
もーりー
もーりー
愁斗
もーりー
愁斗
ねぇしゅーと。
なんでそんなに笑えるの?
無理して笑わなくてもいいよ。 俺の前では。
俺は何があっても しゅーとを守ってみせるからね。 俺が。絶対に。
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