/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
クラスメイト
ざゎ・・ざゎ・・・
先生
おーいみんなー
転校生を紹介するぞー
転校生を紹介するぞー
クラスメイト
はーい
先生
もえさん、自己紹介して
もえ
あ、はい。
○○もえです。
よろしくお願いします
○○もえです。
よろしくお願いします
先生
みんな仲良くしろよー
クラスメイト
へーい（はーい）
もえ
（高校の入学の日にお父さんの出張で引っ越すことになった私。）
クラスメイト
もえちゃん、よろしくね！
もえ
あ、うん。
もえ
（コミュ障の私が1番落ち着く場所は図書館でした）
図書室
もえ
（あ、怖い話だ）
（これ読もうかな）
（これ読もうかな）
もえ
（ん？誰かいる？）
たく
あっ。
もえ
わぁ！
たく
あぁ、ごめん
もえ
あ、いいえ。
たく
ここの図書室人来ないのに来てるからびっくりして😅
もえ
あ、そうなんですか。
たく
ここの図書館の噂しらないの？
もえ
え？
たく
ここの図書館怖い幽霊がでるって噂
たく
だから、みんな図書館には来ないんだよ
もえ
へぇ、そうなんですか。
たく
あ、君怖いの好きなの？
もえ
え、あ、はい。
好きです
好きです
たく
まじ！俺も好きなんだよ！
もえ
そうなんですか
もえ
（○○たく先輩。1つ上の先輩で高校2年生）
もえ
（私はあれから図書館に行き、先輩と一緒に本を読んだ）
一週間後図書室
たく
わぁ！！！
もえ
わぁ！！！！
もえ
もう、やめてくださいよ！
たく
わりぃわりぃ
たく
お？今はそれ読んでるのか
面白いよな
面白いよな
もえ
はい！めっちゃ面白いです
たく
な！
もえ
（私は先輩と一緒に本を読んでいるうちに好きになって言ったのです）
次の日の朝礼
クラスメイト
もえちゃんおはよー
もえ
おはよう。
クラスメイト
なんかうちの先輩が呼んでるよ？
何かあった？
何かあった？
もえ
え？先輩？
わかんない
わかんない
クラスメイト
うちの先輩怖いから気をつけてね
もえ
うん、ありがとう
先輩ともえの会話
もえ
あのー、なんでしょうか…
先輩
お前さ、たくくんと一緒にいたいから図書館行ってんだよな？
もえ
いえ、普通に私は本が好きで…
先輩
嘘つくなよ！
分かってんだよ
分かってんだよ
先輩
次図書館に行ったらどうなるか分かってるよね？
もえ
…
先輩
じゃあね
もえ
…
次の日の昼休み
もえ
（あれから私は図書館に行くのを辞めるようになりました）
ある日の朝。登校中
もえ
あー、暑い…
たく
もえ！
もえ
…？
たく
ここだよw
もえ
あ、はい。
たく
最近図書館来ないよな？
もえ
勉強が忙しくて…
たく
そうか
たく
あ、これ勉強の休憩で読んでよ
めっちゃ面白いぞ
もえの好きなジャンル
めっちゃ面白いぞ
もえの好きなジャンル
もえ
ありがとうございます
たく
おう！じゃあな！
勉強頑張れよ
勉強頑張れよ
もえ
はい
もえ
（やっぱり先輩のことが好きだ…）
もえ
（やっぱり嫌だ。この気持ちのままいたくない）
もえ
（今日図書館に行こう）
昼休み
もえ
（先輩にこの気持ち伝えなきゃ）
もえ
はぁはぁ
もえ
（…先輩いないな）
ガチャ（ドアの開く音）
もえ
（あ、先輩）
先輩
ねぇ、なんでお前がいんの？
もえ
あ、いや…
先輩
なぁ、言ったよな？
図書館に来たらどうなるかわかってんのかって
図書館に来たらどうなるかわかってんのかって
先輩
なんだよこの本
気持ちわりぃんだよ！
気持ちわりぃんだよ！
ガタンっ（本を投げた音）
もえ
あ、やめてください
先輩
あ？お前が悪いんだろ
たく
なぁ
先輩
？！
もえ
！？
たく
なにしてんの？
たく
てか、この本俺のなんだけど
先輩
あ、いや私は…
たく
あ、ここで噂になってた幽霊って君たちのこと？
先輩
あ、いや…
たく
俺が読んでる怖い話より君たちの方が怖いよ
ガタガタ（先輩が逃げる音）
たく
おい、まて
先輩
？！…
たく
次この子に何かしたら
たく
許さないから？
ガタガタン（先輩が逃げた音）
たく
あ、大丈夫？
もえ
あ、はい。ありがとうございます
たく
ううん！w
たく
ちょーど良かった
もえに見せたいものがあるんだ
もえに見せたいものがあるんだ
もえ
見せたいものですか？
たく
これ
もえ
きりたんぽ
みんな
が
好きな食べ物
今日も食べよう？
みんな
が
好きな食べ物
今日も食べよう？
もえ
なんですかこれw
たく
いや、横じゃなくて縦なんだけど…
もえ
縦？
もえ
…？！
たく
これが俺の気持ち
もえ
（ここの図書館は怖い幽霊が出るのではなく恋の幽霊がいるようです）
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
