日本国民
日本国民
日本国民
パラオ
目の前にいたのは
変わり果てた姿の貴方だった。
パラオ
パラオ
パラオ
パラオ
焼けただれた肌。
苦しそうな表情。
欠損した四肢。
パラオ
パラオ
パラオ
どれだけ待っても貴方からの返事なんてあるわけなかった。
パラオ
パラオ
日帝
それが彼の口癖だった。
彼が約束を破ることは一度もなかった。
どんなに小さな約束も覚えているような人だった。
「いつか戦争が終わったらもっといい所へ連れていってやる。」
これは貴方がついた
最初で最後の嘘だった。
日本国民
日本国民
日本国民
日本国民
日本国民
日本国民
コメント
2件
え…こんなに短い文なのに涙出てくる。神だ……