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睦月
南
なんと駅が同じ。
驚きながら、私はホームへと歩く。
睦月
話続くか…?とか思ってたけど、案外続いた。
電車に乗り込み、空いている席に座る。
睦月
南君も、私の隣に座った。
南
睦月
睦月
心の中で、よかった、と呟く。
別になんかあるかとか心配した訳ではないけど
ほら、なんとなく、なんとなく。
南
睦月
南
んぐ、と私は言葉に詰まる。
睦月
睦月
南
南君は少し笑う。
なんか恥ずかしいのでやめていただきたい。
南
睦月
南
謝られるようなことをされた覚えがないので、私はポカンとする。
南
南
睦月
一ノ瀬君に教えてもらったし、と笑うと
南君は複雑そうな顔をした。
やっぱり、なんかこう…責任感があるのだろうか。
気にしなくていいのに、律儀だなぁ、なんて思う。
次は、明天駅、明天駅。
お決まりのアナウンスが流れたので、私達は立ち上がった。
降りて、駅を出る。
じゃあね、と右に曲がろうとしたとき。
ぐい、と、腕が引かれた。
睦月
南
何何何!?!?
もう終わりにしたいんだけどなぁ、さっさと帰らせてくれないかな!?
心で叫びながら、私は南君の方を振り返る。
睦月
南
…なんだって
なんだって!?
面倒臭いことになってきた、これを知ったら皐月はどう思うだろう。
さぁっと顔を青くしながら、私は目を泳がせる。
睦月
かといってここで断っても怪しまれるだけだ。
二つ返事でOKして、LINEを交換する。
私と南君は友達。…の域に入っているのだろうか。
友達の友達はみんな友達よ!とかあるけど
私はそうは思ったことはない。
睦月
南
無機質な、知り合いかも?というスマホの文字に
私はまた頭を悩ませた。