天界の天使・天音かなたは生き残りのルーナという 人間と暮らしていた。
天音 かなた
ルーナご飯できたよーって…きたなっ‼
かなたは床に散らばったものを避けながらルーナの方へ行った。
姫森 ルーナ
あまねちゃ、ご飯の前にご本読んでほしいのら!
かなたはめんどくさそうな顔で
天音 かなた
一冊だけだからね
と言った。ルーナは笑顔でかなたに絵本を渡した。
天音 かなた
なんの絵本なの?これ
ルーナは楽しそうに
姫森 ルーナ
ドラゴンが出てくる本なのら!
と言った。かなたは不思議そうに言った。
天音 かなた
へー…ルーナ男の子っぽいものが好きなんだ
それを聞いたルーナは眉間にシワを寄せ言った。
姫森 ルーナ
あまねちゃ、今のご時世そういうのダメのらよ
天音 かなた
(ドラゴンか…)
かなたは懐かしそうにドラゴンを倒した日の事を思い出した。 そして閃いた。
天音 かなた
(そうだ!ルーナにあの日の事を話してあげよ!)







