この作品は鈴.。@様との合作です こちらは2話となっておりますので鈴様の方で投稿されているPrologue&1話を先にご覧下さい
第2話
八重雲
コンコンッ
リビングから聞こえる賑やかな声とは真反対の静かな部屋にノック音が響く
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kn
お友達が来たみたいだなw
うるさい、お前には関係ないでしょ
ふ~ん...そういうこと言っちゃうんだw
kn
nk
きんときに返事を返すまでに少し間を開けてしまい、俺の人格と名乗る奴に怒気を感じつつもなんとか抑える
kn
きんときが俺の隣に座ると同時にそう言った
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kn
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kn
kn
さっきまで笑っていた彼の表情は急に真剣な表情に変わる
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nk
俺は想定していなかった質問をされて頭にたくさんのクエスチョンマークを浮かべる
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kn
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kn
nk
きんときに"朝食"という単語を言われ先程の出来事を思い出す
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kn
少しディスられた気がしたが俺は気にせずに言葉を返す
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nk
kn
きんときが納得のいかない様子でベッドから立つ
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nk
きんときが俺の部屋から出て行き、ドアが閉まった
友達なのに嘘ついてよかったの?w
嘘なんてついてない
たくさん寝てたし食欲も全然あったでしょ
それはきんときに心配かけないための優しさだよ
嫌いなものを頑張って食べたのも?
今日はおかしかったの!いつもは美味しいもん...
本当に?
きりやんの料理が不味かったんじゃないの?
きりやんの料理は絶品だよ...!
嘘ばっかw
そんなんだからみんなに嫌われるんだよ?
嫌われてなんかッ!
それはどうだろうね
はッ...?
誰がいつ、nakamuを嫌いじゃないって言った?
それは...
ほら、答えられない
みんなは嫌いなんて言わないからッ!
確かに、言わないかもしれないね、あいつらは優しいから
でも本心では嫌ってるんじゃないかな?
......
あれ、言い返せなくなった?w
俺はこいつと話すのが嫌になり無視をする
だが、もう1つ理由があった
少しだけ、嫌われてないか不安になったから、誰かに会いたかった
nk
nk
そうはさせないよ?w
...は?
Nakamu?
代わっちゃったじゃねぇだろ!
もっかい代われ!
俺が代わりにきんときのところ行ってあげるから
大人しくしろって言ったばっかじゃん !!
大丈夫だってw
お前よりは大人しくて冷静だからさ?w
サラッと俺の事うるさいって言ってね?
...行こっと
Nakamu?
そう言いきんときの返事も待たずに俺は部屋に入る
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kn
Nakamu?
kn
...ねぇ
代わる気になった?
いや、俺この部屋に何しに来たんだっけ
nk
暇潰し
へ~...暇潰しかぁw
それは楽しそうだね
俺は何故か、こいつがニヤリと笑ったような気がした
コメント
9件
えへへ…えへへへへ(壊)
あっ…待って月とスッポンだ…w え、神超えてもう何司ってるんですか()