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何故かは知らない、 夜…学校の屋上に立っていた 涼しい風が通っていくのがわかる これは夢ではない

なんだこれ…

俺は辺りを見渡した 奥の方で人影があるのが分かった その人影に立ち寄った

夜叶

誰…!?

うわっ!

その人影は女子高生のようだった 少し短い髪に自分を見つめる真黒な瞳

俺は月、君は?

夜叶

私は…夜叶

なんでここに居るの?

ここが何処だか分かる?

夜叶

分からない何も知らない

そうか…

すると屋上の扉が開き何故だか俺達は呼ばれてるような感じがした

行こう

夜叶

え、なんで?

行かなきゃ

夜叶

で、でも

夜叶

何があるかわかんないじゃん…

夜叶

しかも出会って数分の人と行きたくない…

なんで?ここでずっと待っとくの?

夜叶

朝になるまでここで待ってたら家に戻れるかもしれないじゃん!

でも見てよ

夜叶

え、

空を見上げると雲は動いていない

俺がここに来た時から雲は動いてなかった

夜叶

時間が経ってないってこと…?

多分そうだよ

下に行かなきゃ帰れない気がしてきた

夜叶

夜叶

分かった、でも

夜叶

私を…護ってくれる?

うん、いいよ

ここ、俺達の学校じゃないかも

夜叶

私と同じ学校なの?

制服が俺の学校のやつだから

多分同じ学校だろうなって

夜叶

月は何年生?

俺は2年生

夜叶

じゃあ年上かも、私3年

先輩じゃん

なんかごめんなさい

夜叶

いいよ全然これからよろしく

すると教室の扉が開いた 場所は4Fの3ーCだ

なんだよこれ

夜叶

勝手にドアが開いた…

そもそもおかしいよ

ここの学校がどこだかわかんないし

なんでここに来たのかどうやってここに呼び出されたのか

夜叶

すべてが謎…?

とにかく入ろ、丁寧にドアまで開けてくれちゃって

夜叶

そ、そうだね

教室に足を踏み入れた時眩しい光が目を塞いだ

うわっ!

夜叶

キャッ!

コツコツとなる靴が歩いてくるのが分かる

なんだ!?

夜叶

あ、貴方は?

ルティ・メイベスト

私はルティ・メイベスト

ルティ・メイベスト

私はこの世界の夜の神です

ルティ・メイベスト

今日は貴方達に願いあって呼ばせていただきました…

ルティ・メイベスト

今日は貴方達に願いあって呼ばせていただきました…

夜の神と名乗る女性は悲しそうにこちらを見つめていた

それで?願いってなんなんだ…

ルティ・メイベスト

えぇ、これは最近の話です

彼女はもの哀しげに話を語り出した

ルティ・メイベスト

今この世界では時が止まってしまっております…

やっぱり…

なんで時間が止まってるんだ?

ルティ・メイベスト

それは…ここの学校の生徒である

ルティ・メイベスト

星良と言う若き少女が亡くなった事から始まった話です…

星良?

夜の神がなんでそいつと関わりがあるんだ

ルティ・メイベスト

……

そう聞くと彼女は黙ってしまった ただ感じるのは静かな空間に耳が痛むばかりだった 時が止まってると言えど満月の光が俺らを照らしていた まるで…スポットライトに照らされた役者だ

夜叶

言えないのですか?

ルティ・メイベスト

ごめんなさい…私は夜の神と言ってもあまりこの状況には詳しくありません

この状況どうやって戻すんだ?

ルティ・メイベスト

星良さんの死体を探し出し無事夜に返すことが目的です

は?死体?

夜叶

し、死体って…

夜叶

無理があるよ!

確かに

その死体俺たちどうしろって言うんだよ

ルティ・メイベスト

その死体を屋上に運びだすのです

ルティ・メイベスト

そうするとこの世界は元に戻ります…

この話が本当なのかどうかも分からなかった まさか俺達がこんな事に巻き込まれるのも非現実的だった、ただ 彼女の事を聞くしかなかった

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