橙桃
batend
地雷は注意!!
それでもいい方はどうぞ!
桃
桃はいつも、笑っていた
桃
そう言いながら、歯を見せて笑うのが君だった
桃
どんなときも笑顔で
俺と仲良くする意味がわからないほど、君は
眩しかった
ある日…
桃
話し出したのは、君だった
橙
どうせいつもの下らない話だと思ってた
桃
桃
橙
桃
桃
桃
桃
桃
桃
何を言っているのか……分からなかった
桃
橙
桃
桃
桃
桃
橙
桃
あの日から俺は
桃の「死ぬまでにしたいことノート」
というノートに書いてあることを…一緒にやることになった
今日は「橙と遊園地に行く」
この項目を達成するため、俺達は遊園地に来ていた
桃
桃はいつもより目をキラキラさせて、子供みたいだった
桃
桃
桃
桃
桃
どの桃も、楽しそうでよかった
橙
桃
桃
橙
桃
橙
桃
桃
観覧車を待っているときも
目をキラキラさせて
数日後に死ぬなんて……想像も出来なかった
桃
橙
橙
桃
桃
橙
橙
「次の方~」
桃
桃
橙
観覧車なんていつぶりだろうか
最近は、勉強ばっかで…遊びにすら
いつ行ったか覚えていない
桃
桃
桃
橙
桃が指を指したその先には
橙
最高に綺麗な夜景が広がっていた
桃
橙
桃
橙
この時の桃は夜景何かより………断然綺麗だった
それから俺達は
桃のやりたいことを一緒にこなしていった
ゲーム.水族館.家で過ごす.
他にも沢山やった
ただ、
俺が疑問に思ったことは
全部「橙と○○する」と書かれていたことだ
何で俺となんだろう、遊んだことは一度もないはずだ
疑問に思ってたけど………
桃
桃
桃
桃が楽しそうならそれでいい
そう思えた
橙
桃
橙
桃
橙
桃
桃
橙
絶対何かある
俺に言えないことだろうか
まさか……
いや、考えたくない
今はこのままでいい
……To be continued