コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
父様
母様
私付きの侍女
母様
私付きの侍女
母様
私付きの侍女
母様
私は夢を見ていた。それは私の過去にあった出来事、、、ずっと昔の出来事、、、その光景が鮮明に夢に描かれる。すると、すぐに違う夢へと入れ替わった。
父様
母様
父様からは手が、母様からは扇子が振り上げられている。それは私の腕や足に振り下ろされる。もう、体中痣だらけだ。私は、縛り付けられ何もできず、ただ無表情で居るだけ…泣くことすらもう忘れた。助けなんて、どこにもない……私は言いなりになるしかないのだから…。
?
どこか遠くから誰かが呼んでいる。その声に、だんだんと意識が戻っていく
?
柘榴
私を呼ぶ声にぱっと目を覚ました。するとそこには心配そうに涙ぐむ清光の姿があった。
柘榴
加州清光
柘榴
辺りを見渡せば、いつの間にか審神者部屋に移動していることに気付いた。
加州清光
柘榴
加州清光
柘榴
加州清光
そう言って、清光はタオルを差し出してくれた。
柘榴
タオルを受け取れば自分の濡れた身体を拭き取る。私は何だか夢の後味が悪過ぎて気分があまり優れなかった。
加州清光
柘榴
清光が立ち上がれば、咄嗟にその腕を掴む柘榴。
加州清光
その行為に少し驚いている清光。
柘榴
柘榴は俯きながら清光から手を離した。どうしてかわからないが、何故か1人にはなりたくなかった。それで咄嗟に清光を引き止めてしまったのだ。
加州清光
清光は心配そうに目線を合わせながら目の前にしゃがんでくれた。
柘榴
加州清光
そう言って清光は柘榴の身体をぎゅっと強く抱きしめた。それに答えるように、私も清光を抱きしめた。安心感に涙が溢れそうになるがぐっと耐える。
柘榴
加州清光
いつもより低い声で耳元に囁いてくる清光。その耳にかかる吐息につい肩をびくつかせてしまう。
柘榴
加州清光
いつもは女子力が高くて可愛らしい清光だが、今は違う。そのニヤリと笑った顔は可愛いとはかけ離れたものだった。そう、まるで狼のような…
柘榴
加州清光
柘榴
少し後ろに下がるが、手首を掴まれれば布団にそのまま押し倒された。布団に押し倒されては、そのままこちらを見下ろしてくる清光。その目は冷たい目ではなく、熱の持って色気漂う目線だった。
柘榴
加州清光
清光は手をするりと滑らせれば胸の突起を指で撫で回した。
柘榴
そういって私は思わず清光を突き飛ばしてしまった。思いっきり突き飛ばしてしまったので、体の軽い清光は軽く向こうに飛び、倒れてしまった。
加州清光
柘榴
私は突き飛ばしてしまった清光に駆け寄り慌てて謝罪を述べる。
加州清光
加州清光
清光が泣きそうな顔で聞いてきた。
柘榴
加州清光
柘榴
加州清光
柘榴
加州清光
柘榴
加州清光
柘榴
加州清光
柘榴
加州清光
柘榴
そもそも、私の好きなことって何?人以外で好きって、、、どういう事なの?私には未だ分からない、、、でも、楽しいことならたくさんあるから。それでいい、かな?うん、きっと好きってそういう事なんだよね。
柘榴
加州清光
柘榴
加州清光
柘榴
加州清光
柘榴
加州清光
柘榴
加州清光
何でも良いと言いつつちゃっかりリクエストをしている清光。
柘榴
そういって私は曲を決める。決めた曲は『千年生きてる』だ。前奏も短めだし大丈夫かな。音楽ないしね。
柘榴
加州清光
そして私は立ち上がり、箪笥の中から扇子を取り出す。本当は扇子が少し怖いし、ぶっちゃけ扇子があってもなくてもあんまり変わらないけれども、あったに超したことはない。そして私は歌いだすと同時に踊り始めた。
柘榴
柘榴
私はその後も歌詞を間違えないように歌い、振り付けを間違えないように踊った。そして終わると、私は扇子をお置きその場に座った。すると清光がこちらへ寄ってくる。
加州清光
柘榴
そういって時計を確認すると、もう深夜十二時を回っていた。
柘榴
加州清光
柘榴
加州清光
柘榴
その後、二人で布団に入って寝たのであった。相変わらず清光は私をずっと抱きしめていたので少し苦しかったが、可愛かったので許すことにした。